12/11-17「現代アートハウス入門」を開催します!
”アートハウス”と聞いて何を思い浮かべますか?そのまま日本語にすると「芸術の家」だけれど、ここでは1970年代から今日まで続く日本の“ミニシアター”のことを指します。
なぜならミニシアターという空間は、映画作品を届けるだけでなく、映画作家や多様なアーティストを育む”文化的ビオトープ(文化が醸成される小さなすみか)”としての役割を果たしてきたから。もちろん私たちシネマネコもそのような存在であり続けたい、そう願っています。
だからこれは、シネマネコのひとつの挑戦です!
連続講座「現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜 Vol.2」は、全国24館のアートハウス〈ミニシアター〉が繋がり、「ネオクラシック(新しい古典)」の作品を7日間連続で同時上映するものです。
モノクロ映画、初めて知る作品、そもそも日本で初公開となる作品などなど。7作品のラインナップは、たぶん、知らない人のほうが圧倒的に多いです。スマホ1つでいろんな動画コンテンツを楽しめる時代に、なぜこのような馴染みのない作品(ここでは「ネオクラシック」と名付けます)を上映するのか。
【第4夜】12月14日(火)『セールスマン』本邦初公開
監督:アルバート・メイズルス、デヴィッド・メイズルス、シャーロット・ズワーリン
1969年 / アメリカ / 91分
それは「アートハウス」でしか味わうことができない”映画体験”がもたらす「魔力」を感じ取って頂きたいからです。映画は、劇場で鑑賞することにより、私たちに作品を通して様々な感情を鮮明に呼び覚ましてくれます。その喜怒哀楽の追体験こそが、映画体験の「魔力」の正体ではないでしょうか。そんな魅力をシネマネコというアートハウスで感じてほしい。
【第5夜】12月15日(水)『ビリディアナ』
監督:ルイス・ブニュエル
1961年 / メキシコ・スペイン / 92分 / ©1991 Video Mercury Films
というわけで、この連続講座「現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜」では・・・
・新しい作品と出会うこと
・〈アートハウス〉の歴史を彩ってきた時代の作品を劇場で楽しむこと
・講師の方とのレクチャーを通じて、作品の魅力をより深く味わうこと
そんな体験をお届けしたいという想いがあります。
【第6夜】12月16日(木)『ある夏の記憶』
監督:ジャン・ルーシュ、エドガール・モラン
1961年 / フランス / 90 分 / ©DR
開催まで、作品や講師の方の紹介も少しずつ投稿していくので、楽しみにお待ちくださいね。
連続講座「現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜」公式サイトはこちら!
https://arthouse-guide.jp/
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