映画【STUBER/ストゥーバー】Uber Taxiで凶悪犯を追跡する強面デカと弱虫運転手のスカッとコメディ/ネタバレあり
2021年1月24日、いつものようにスターチャンネルを垂れ流していたら始まった映画【STUBER/ストゥーバー】
全く知らない映画だったので、前情報なしで見始めました。
これがなかなか面白かったので、おすすめがてら感想と詳細を書き記したいと思います。
※ネタバレあるのでご注意を
映画【STUBER/ストゥーバー】詳細
製作年/2019年
上映時間/93分
製作国/アメリカ
原題/Stuber
ジャンル/クライム、コメディ
監督/マイケル・ドース
キャスト/クメイル・ナンジアニ、デイヴ・バウティスタ
映画【STUBER/ストゥーバー】あらすじ
ホームセンターに勤めるストゥーは、ある目的のために副業でUber Taxiをしていて、客からの評価(★の数)を気にしていました。
そんな時、レーシック手術を受けたばかりで目がほとんど見えない状態の強面刑事ヴィックを乗せたことで、凶悪犯を追いかける羽目になってしまいます。
すぐにでもその場を離れたいストゥーでしたが、低評価を送信すると脅され、持ったこともない銃を持たされたり銃撃戦に巻き込まれたりと、命の危機に陥ってしまいます。
映画【STUBER/ストゥーバー】予告動画
映画【STUBER/ストゥーバー】感想
あらすじも知らず、全く前情報なしの状態で見始めたのでクライム・アクション映画かと思ったのですが・・・。
見事なコメディ映画でした(笑)
でもね、この映画の良いところは、ストーリーは刑事ものの定番が組み込まれてて、アクションは派手で迫力があって、下ネタありきの笑いがあるけど下品じゃないってところ。
ちゃんと伏線も用意されてて、最後にきっちり回収してくれる、クライムとしてもアクションとしてもコメディとしても良くできている映画でしたよ。
始まりはクライム・アクション!
始まりは、麻薬の密売人テジョを追う刑事のヴィックと相棒の女性がバリバリのアクションでテジョを追い詰めるシーン。
テジョを追い詰めた相棒が撃たれ、ヴィックはテジョを逃がしてしまい、相棒も亡くしてしまいました。
3年後、死んだ相棒のためにも事件解決=テジョを逮捕するために捜査を続けていたヴィックでしたが、女の上司から、事件はFBIの管轄になったと報告されます。
Uber Eats ならぬ Uber Taxi の登場!
ホームセンターで働きながら副業でUber Taxiをしているストゥーは、好きな女の子の夢のためにお金が必要だったので、客から高評価をもらうため必死でした。
外国にはUber Taxiがあるんだなーと感心しながら見てたんですが、この運転手、めっちゃ運転下手くそ。
そりゃ客からの評価、低いわなー。
しかもレンタカーでUber Taxiして儲かるのかという疑問も浮上。
んで、ヴィックはというと、レーシック手術を受けて目がぼやけているのにも関わらず、テジョの取引があるという情報を受けて見えない目で車を運転する暴挙に出ますが、見事に事故ってUber Taxiを呼ぶことになります。
これが2人の出会い。
その後、電気自動車の日産リーフで凶悪犯を追いかけることになるんですが・・・星の数を気にしているストゥーに事あるごとに低評価を送信すると脅して運転を続けさせるヴィックの勝手さが目に余るようになってきます。
麻薬の密売人テジョを追って2人が訪れた場所
倉庫(殺されている情報屋を発見、足跡を残してしまう)
↓
手下の自宅(犬を保護してケガした手下を逮捕)
↓
動物病院(手下を治療したあと銃撃戦に)
↓
男のストリップ劇場(オーナーから情報を引き出す)
↓
取引現場となるスクラップ工場(ここでヴィックと別れる)
最後の場所に辿り着いたときには夜も更けていて、命からがらヴィックを送り届けたストゥー。
低評価だ弱虫だと言われ続け、命の危機に立たされたにも関わらず、星の数のためにここまでしたのは流石の一言。
日産リーフは超しずか!
一旦別れた2人だったけど、黒幕の女上司が現れて、不審に思ったストゥーが戻ってきて、音もなく近づき上司を跳ね飛ばしたのはスッキリ爽快!
結局、丸一日走り回ったリーフでテジョから逃げ始めたんだけど、充電がなくなって止まってしまい、土手から転がり落ちてしまった車は大破。
レンタカーなのに・・・
そして、ラストシーンとなるタバスコ工場。
やっと目が見えるようになってきたヴィックは再びタバスコ浴びて目が見えなくなるのはお決まり(笑)
最後はヴィックの娘が助けに来てくれて、ストゥーとヴィックはケガを負ったものの、警察も駆け付けテジョを逮捕して一件落着!
ラストはほっこり
病院で治療を受けたヴィックはストゥーの評価を★5つで送信、ストゥーは丸一日分のタクシー料金と高評価をもらい、終始いがみ合っていた2人は仲直り。
その年のクリスマス、娘の自宅を訪ねたヴィックは、事件後に付き合い始めたというストゥーと娘に迎えられるという、ほっこりラストでした。
最後に
期待しないで見たのが功を奏したのか、大爆笑とはいかないものの、なかなかセンスのあるジョークがたくさんあって面白かった。
ストーリー的にはちゃんと筋が通ってたし、動物病院の先生がナイスキャラだったり、上司が黒幕だったり、銃撃戦は迫力満点だったし、男のストリップ劇場は見ごたえあったし。
一見無駄に見えるホームセンターの上司とのやり取りや、ストゥーの好きな女の子とのやり取りも、ストゥーとヴィックの関係を良好にしていくスパイスになっていました。
このシーンが最高だった!!っいうシーンはないけど・・・
細かい表現にクスっと笑える、ほっこりコメディ&クライム・アクションでした。
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