【映画】ザ・バニシング-消失-(1988)
ザ・バニシング-消失-(1988)
監督: ジョルジュ・シュルイツァー
出演: ベルナール・ピエール・ドナデュー/ジーン・ベルヴォーツ/ヨハンナ・テア・ステーゲ
恋人との小旅行中、立ち寄ったドライブインで、彼女は忽然と姿を消す。
3年後、執念の捜索を続けるレックスの元に、犯行を匂わせる人物からの手紙が届き始める。
真実の先にあるものは?
【感想】
実験的に悪に挑む犯人。
片や、失踪した恋人は死んでしまったのか、どこかで生きているのか
彼女に何が起こったのかを知りたくて知りたくてたまらない
もはや知ることに取り憑かれた主人公レックス。
ハッキリ言ってどっちもどうかしてる。
だからレックスが真実を知るために犯人に近づく過程にドキドキするものの、ちょっぴりおマヌケな犯人にホッコリさせられたり、2人さりげに同士的な空気を漂わせる展開に緊張が緩み始めるのだが、油断は禁物
最後にとんでもない恐怖が待ち構えている。
グロも血みどろもおばけも出てこないのに だ。
キューブリックに「最恐」と言わしめた本作は、死ぬまでに観たい映画シリーズの中でも特に観て欲しい究極のトラウマ映画です。