東京ひとり旅レポ 〜1日目〜
ゴールデンウィークに私は東京に行った。特に大きな目的はなく、ただ漠然と「久々に緊急事態宣言出てないGWだから遠出したいなー」と思っただけ。
4月30日の夜に京都駅から夜行バス。その後は4日ほど、日曜昼に関西ローカルでやってるゆるゆる街ブラロケ番組のシャンプーハットやかつみ・さゆりのごとく、東京23区を満喫できればなぁと思った次第。
22時20分に京都駅八条口のVIPライナー待合室から出発。案の定若者いっぱーい。そりゃ夜行バスなんて移動手段、年寄りは使わんわな。消灯までの間に小腹を満たすお菓子を買っておいたけど、ここで早くも誤算が。京都駅が関西側の最終停留所だったので、出発と同時に消灯。結局東京まで未開封のまま持っていくハメに。
着いたのは5月1日朝5時半。場所は秋葉原。流石に5時半では誰もいない。いたとしても夜通し呑んでたであろう若者が道端で倒れてるくらい。オタクもメイドさんもいないアキバの街はなんだかチョッと不気味だったり。
まずは朝風呂「燕湯」へ。昭和の遺構とも言える激シブ銭湯。サウナも水風呂もないシンプル浴室。多分温度は43度はあったかな。浸かって1分が限界だった。ただこの日の気温はかなり冷えるので、寧ろ有り難い。
さっぱりしたあとは地下鉄で浅草へ移動。浅草寺でおみくじを引く。凶だった。幸先悪っ。
その後は新仲見世通りの喫茶店「友路有」で朝食。これで「トゥモロー」と読ますセンスよ。気にいった。
このとき気づいたのは、買ってた地下鉄乗り放題切符が東京メトロでしか使えないやつだった。都営地下鉄の改札通ったら止められてちょっと焦る。そうか、大阪メトロとは違って、東京の地下鉄は2社でやりくりしてるのね。その後昼までの暇つぶしとして明治神宮をぶらぶら歩いたあと下北沢へ。
改札出た瞬間にオシャレの波。右見ても左見てもオシャレ。パンパンのリュック背負ってる自分、浮いてらぁぜ。そそくさと昼食へ向かう。
場所は本格アメリカンバーガー「Burgers Tokyo」。店員の腕にはタトゥーがびっしり。俄然アメリカンでテンション上がります。調べるとここ、定期的にCBD(大麻に含まれる合法カンナビノイド)体験のイベントとかやってるようですね。…深い詮索はやめておこう。バーガーはめちゃくちゃ美味しかったです。
その後、今年の1月に開館したばかりのミニシアターK2へ。見逃してた城定秀夫監督の映画「愛なのに」を鑑賞。上映前には近所の古着屋のCMが。若い店主がカメラの前で店の宣伝をたどたどしく喋るんですけど、何だか手作り感あっていいですね。「映画好きが集まって映画館やってまーす」って感じで。そのまま店主が上映マナーを喋りだしたからちょっと笑っちゃったよ。
上映が終わるとあいにくの雨。下北沢の街は雨でも人が減らないね。有馬の温泉街級の細路地を抜けて、ちょっといい感じの帽子を買う。
その後は喫茶「トロワ・シャンブル」へ。薄暗いBARのような店内はほぼ満席。トーストセットを頼み、小1時間ほど休憩。
時間は16時。ホテルのチェックインは20時で予約してるのでまだまだ早い。もう一軒喫茶行っとこう。適当に地下鉄の路線図を眺め、「清澄白河」という、なんとも清楚なネーミングの駅が目につく。漫画「咲-Saki-」に出てきそう。よっしゃ、行こう。
喫茶「つかはら」で、たまごサンドとコーヒーを注文。地元民に愛される大衆的喫茶。夕方のニュース番組を見ながら談笑するおばちゃま達。平和すぎて居心地がいい。ここでも小1時間ほど居座ってしまった。
時間は18時。気になってた「日乃屋」で念願の激ウマカレーで夕食。そういや今日一日移動多かったなぁ。疲れたなぁ。そんなことを思いながら、赤坂のファーストキャビンにチェックイン。2泊で7000円。流石カプセルホテル。大浴場もあってこのやすさ。しかも2段ではないタイプなので、天井が高く快適。こりゃいい宿だわ。
これにて1日目は終了。そういや今日見た映画「愛なのに」。意外とセックスシーン多かったなぁ。成人映画出身の城定秀夫だからまぁエロいのなんの。ロクに恋愛経験もしてない、ましてアラサーにして女性とそういう関係になったことない自分には刺激が強かったよ。最近風俗も全然行けてないや。
そんなことを思いながら、気づけば吉原のソープ情報を調べてしまっていた…
ーーーTo Be Continued
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?