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日本での堆肥葬の実現に向けて、具体的な取り組みに力を入れます

私のライフワークである「日本での堆肥葬の実現」に向けて、2025年は初心に帰り活動していきたいと思います。

私は、2019年に、葬儀業界の改革を提唱しているケイトリン・ダウティーの著書「世界のすごいお葬式」を読んで、人間堆肥化施設の実現を目指して活動しているカトリーナ・スペードさんの取り組みを知りました。後にRecomposeの創業者兼CEOになり、目標を着実に実現しています。

2019年11月、さっぽろ自由学校・遊で開いた「私たちのデジタル終活」の中で、2016年に公開されていたカトリーナ・スペードさんの動画を紹介しました。
「私が死んだら土に還してください 」カトリーナ・スペード | TEDxOrcasIsland(2016)
https://www.youtube.com/watch?v=PRsopS7yTG8

その頃、札幌市が葬送に関する新たな長期計画を検討していることを知りました。新しい選択肢を検討できるように、活動を始めました。
札幌市は、葬送方法として火葬だけを認めています。別の選択肢の検討を長期計画に盛り込んでもらうために、市に出向いて職員と話し、市議会議員に説明しました。

2020年1月27日午後7時-9時に緊急セミナー「SDGs葬送-テクノロジーで葬送を変える-」を開催しています。
会場は、13LABO (札幌市北区北13条西4丁目、第一志水ビル2階)でした。関心を持ってくれた学生たちもいました。また、札幌消費者協会イキイキ終活研究会での講演にもつながりました。

しかし札幌市の長期計画は火葬と墓だけを大前提にし、別の選択肢の検討は明記されませんでした。
札幌市火葬場・墓地に関する運営計画
https://www.city.sapporo.jp/.../documents/uneikeikaku.pdf
札幌市火葬場・墓地に関する運営計画・概要版
https://www.city.sapporo.jp/.../doc.../uneikeikaku-gaiyo.pdf

2020年にアメリカのワシントン州で合法化された「人間の遺体を堆肥にして葬る」堆肥葬は、アメリカの州で次々に合法化されています。堆肥として土に還る人たちの数も増え続けています。

日本は世界一の火葬大国ですが、火葬は大量の燃料を消費し、二酸化炭素や金属による大気汚染を起こしています。地球環境に優しい方法とは言えません。葬送方法も、ライフスタイルの一つです。葬送方法の選択の自由も、大切な権利です。日本での「堆肥葬」実現のため、世代を超えた仲間たちと共に、具体的な取り組みに力を入れます。

関心のある方がいらっしゃいましたら、コメントなどをいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

2020年1月27日に開いた緊急セミナーのポスター。コロナの感染拡大の直前でした


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