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横浜流星主演 べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~第8話を観て


https://www.nhk.jp/p/berabou/ts/42QY57MX24/ べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 公式サイトより


鱗形屋の逆襲となった第8話「逆襲の『金々先生』」

前回は蔦重(横浜流星)が手掛けた新しい吉原のガイドブック「籬(まがき)の花」で気持ちのいい展開だった前回ですが、今回はさらなる修羅場が……

逆襲の『金々先生』


https://www.nhk.jp/p/berabou/ts/42QY57MX24/ べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 公式サイトより


蔦重の細見が成功することを九郎助稲荷に祈る瀬川/花の井の前に風呂敷を振り回しながら歩く蔦重が返ってくる。
願掛けもそこそこのなか、彼から大成功の話を聞いて喜ぶ瀬川/花の井だったが、どこか胸に何かが引っかかっている

しかし買って兜の緒を締めよと蔦重に声を掛けるが蔦重は楽観的に答えるのだった。

蔦重は蔦重で瀬川を継いだ花の井に声を掛ける。その言葉に瀬川はホッとした表情を見せる。

街中での売上に向けて蔦重ははではプロモーションをしていく。派手なちんどん屋とともに自身の細見の良さ
「1冊の値で2冊買えるってんだから驚きだ!」
と大々的に告知する。

細見のおかげもあって大反響となった吉原だが室の悪い客を呼び込むことになってしまう。
瀬川を継いだのはだれだ?
と客が押し寄せる。
押し寄せる客を逃さまいと女郎の主人たちは客をどんどん花魁たちにつけるが、ルールやマナーを守らない客も多く花魁たちに負担をかけていく

その負担をしる蔦重は自分が大ヒット作を飛ばした結果を予測していたものの想像超えた結果、花魁への負担からの後悔をどこか感じるのだった。
それは瀬川を継いでくれた花の井にも及ぶがその気持ちは違う方向で表してしまう)

吉原で平賀源内にあった蔦重だが花の井の話になり
「じゃあ、いっそおめぇさんが身請けしてやりゃどうだい?」
と話になるものの
「ただの幼馴染」
としたうえで
「女郎には死んでも手ぇ出しちゃなんねぇって叩き込まますし、誰かをてめぇのもんにするとか、考えたことはねぇっすね」
と身請けを全否定する蔦重だった

花の井は昔のことを思い出し、蔦重との思いに整理をつけようかとするがそうはいかない
そんな花の井に蔦重は花嫁修業の必携本ともいえる「女重寶記」を手渡す

それは花の井にとっては絶望に近い仕打ちでもあった

そんな蔦重だったが義兄が本を読んでいることに気づく
その本は返ってきた鱗形屋が出したものだった。


https://www.nhk.jp/p/berabou/ts/42QY57MX24/ べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 公式サイトより

同じ頃瀬川/花の井に新たな客がつく。それは高利貸しで莫大な資金を持つ鳥山検校。
彼が再仕入れで持ってきた本の中にあったのも蔦重の義兄が読んでいたほんだった。目が見えない鳥山検校にサービスで読み聞かせた瀬川/花の井だが本の面白ささに身を乗り出す。

そして蔦重にはさらなる試練が……
鶴屋(風間俊介)が互助会に参加させるかと思いきや、吉原の人間はメンバーにできないと言い出す。
これに起こった女郎の主人たちは鶴屋を階段から突き落とすのだった。



今週の横浜流星


https://www.nhk.jp/p/berabou/ts/42QY57MX24/ べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 公式サイトより

もうトンチキもトンチキ
鈍感にもほどがあるぞ蔦重(横浜流星)とテレビの前でツッコんだ人も多かったでしょう

大成功を収めた一方で花の井への感謝も忘れていない
そこまでは良い
でも花の井の気持ちに気付かないにしてもひどい!!!!

まあ これにはきちんと理由がある…のですが、
だとしても…ってところですね。

ものすごく簡単にいうと、
親から
「社内恋愛はしちゃだめ!」
と言われ続けてきているから、会社の仲間に恋愛感情持たない
って言われるようなものですが…

でも
冒頭の本が売れた喜ぶ純粋な顔
その純粋すぎる笑顔で花の井を傷つけてるときの無垢すぎる表情
親父さんたちが激怒するときのあたふたした表情

どれをとっても演技が素晴らしいのは間違いない

なんといっても
なんどもいうけど、
九郎稲荷で花の井と話をしているときの少年のようなニコニコとした表情

恋愛感情がまったくないことを出してしまうほどの上手さ感じる演技力は凄まじい破壊力である

さらに小芝風花ちゃんのせつなすぎる花の井の表情の演技の良さと相まって蔦重のピュアすぎる笑顔はせつなすぎる

九郎稲荷に「バーカ」と言われるのを「その通り!」と思ってしまうほどの残酷なピュアさを感じる演技でした



花の井の身請けが現実的に……


https://www.nhk.jp/p/berabou/ts/42QY57MX24/ べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~ 公式サイトより

史実でも1775年に鳥山検校に身請けされるというのが歴史的にも残っているのですが、早くも次回で見受けの話が一気に進みそうな雰囲気です。

また忘八オヤジたちの活躍もありましたが、蔦重は1776年に「『青楼美人合姿鏡』」をいう本を出しますので、それが今回の『金々先生榮花夢』に影響を受けたのは間違いない。
それの本を作るための流れが今後描かれそうです。

蔦重が版元として世間に大きく打って出るのは1783年に丸屋小兵衛の豊仙堂を買い取ってからなので、もう少し吉原の中の世界で活躍する様子が見られそうです。

ただ、花の井がもうすぐモニターから消えるのが…寂しい
ってことで、日曜日がまだまだ楽しみのこの頃です


今回は1回書いていたテキストが完全に消えたのでどうしても短め…
また頑張って書きます

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