見出し画像

なんだかんだ「いい話」のほうが好き

YouTubeでこんなのを見つけた

奥さんへ愛を伝える…というもので、その対応は千差万別ながら出演している人は皆一様に笑顔になっているのがよく分かる


40年ほど前からだろうか?TVコンテンツとして、主婦向けの場合は
・夫の不満を共有する
・嫁姑問題を過剰にまでに問題ある関係をピックアップする
・夫のことを悪く言うことでみんなでうなずく
といったことが多々OAされてきた。

懐かしいところで言えば、みのもんたのお昼の番組だろうか?
「ちょっと奥さん!言ってることむちゃくちゃだけどわかるわー」
といったのりで、みのもんたが突っ込んだり同意したりして視聴者と感情を共有するものだった。

その後は、夫のお小遣いを月に1万5000円。自分は1500円のランチ
なんてネタのようなことも多々流れることもあり、
「夫婦間=なにか問題ある」
という刷り込み的なイメージを構築していったのもTVメディア
とも言えるだろう


そのうち、娘が「父親の下着は一緒に洗わないで!」
といったことを発言するのを色を変え、言葉を変えてネタにするなど、思春期の娘と父親の確執を増大させるようなことなどもあったりした。

加えて、不倫ネタはコンテンツとしては鬼の首を取ったような勢いで、当該者を弾劾し、精神的にも追い込む内容を作り込むなどしており、TVメディアが与える影響は大きな物があった。

が、
所ジョージがメインMCの「笑ってこらえて」などでは、一般人が多数出演し、年配者が夫婦円満の秘訣などが隠し事なしでおっぴろげに語られる。

それも照れ隠しであったり、照れながらも新婚と変わらない愛情表現をする年配者が登場するなどほっこりした放送回などは少なからずOAされている

日本人は愛情表現がそれほどうまくないのだが…
また夫婦仲が良いの妬むような言葉をする一方で、意外と妬む発言をしている人でも
「本心では羨ましいと思っている」
という表情や雰囲気を持っていることも少なくない。


TVメディアなどでも芸能人の熱愛などでも「熱愛は問題あり」をイメージさせるような報道が多く、なぜ素直に「おめでとう」の雰囲気にならないのか不思議ではあるのだが、冒頭の企画のような
仲のいい夫婦 もいっぱいいるんだよ
というコンテンツがあってもいいのになぁ
と思ったりした次第です



いいなと思ったら応援しよう!