画面いっぱいの「桜」が印象的な邦画3選
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4月に入り、暖かく春らしい日々が続いていました。ご近所や行楽地でお花見を楽しまれた方も多いのではないでしょうか? 今回はその余韻を楽しめるような、桜が印象的な邦画を3作品ご紹介します。
詩的な表現と平和な街並みに癒される
『四月の永い夢』
桜と共に咲き誇る菜の花も見どころで、そのコントラストはまさに圧巻。詩人でもある中川龍太郎監督の世界観、朝倉あきさんの透明感あふれる容姿と声に、静謐な美しさを感じる作品です。
年の差夫婦の奮闘を描く
『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』
本作は実話を元にしたエッセイが原作で、不妊治療の過酷な現実を知ることができます。そんな苦境に立ち向かう二人の背景には、いつも桜が。太陽の光をたっぷり浴びた満開の桜、はらはらと散る夜桜……。まるで彼らの気持ちを象徴するかのようなその表情に注目です。
生きたい女性が死にたい男性を救う
『余命10年』
二人の関係が四季とともに移ろう表情豊かな作品ですが、中でも春を強く描いています。茉莉の、和人の、二人の大切な瞬間にはいつも桜が佇んでいるのです。
いかがでしたでしょうか? 一年で最も過ごしやすい春。その柔かさ、暖かさを映画でも満喫いただければと思います。