実家からDVDが来たよ。(2022/05)
どうも、ジミー・シネマ・アハンです。今年は珍しくGWに帰省したので、実家からDVDを何枚か持ってきたり、帰省先でDVDを買ったりしました(実家に帰るたびにやっている)。
なんかちょうどいい機会だし、Twitterに書くには長すぎるし、ということで、今回はnoteであっさーく持ってきたDVDを紹介。
実家から持ってきた編
アビス(初版DVD、FOX)
・ジェーキャメが全然Blu-rayを出さないやつ。
・初版ジュエルケースDVD。本作は140分劇場公開版と171分の「完全版」があるが、日本での後発ソフトは全部「完全版」収録に対して、この初版のみ劇場公開版が収録されている。その点で貴重。
エアポート’80(DVD、ユニバーサル)
・昔ブックオフで500円で買った記憶。野沢那智ドロン、城達也ワグナーのTV版吹替目当て。
・DVDにTV版吹替が収録されていたが、実は再放送時の短縮版音源だったとのこと。この間発売された「思い出の復刻版」Blu-rayに初回放送延長枠版が初収録されて30分ぐらい長くなった様子なので、結局どこがどう長くなったのかなあ、と気になって持ってきた。
サバタ三部作(「西部悪人伝」「大西部無頼列伝」「西部決闘史」、スティングレイ初版DVD&FOX2版DVD)
・スティングレイ初版は「サバタ三部作」BOXで所有。
・スティングレイ盤とFOX版とでTV版吹替の収録パターンに差異があることで有名。「西部悪人伝」はWikipedia参照。「大西部無頼列伝」はスティングレイ盤が東京12チャン版のみ収録に対し、FOX盤はTBS版も収録していてアドバンテージあり。
・ちなみに、「西部悪人伝」FOX版は初回放送版をそのまま収録している口ぶりだが、追録音声もまざっていたりする。
ダイ・ハード2、3(「吹替の帝王」Blu-ray、FOX)
・吹替ファンには大変有名な、FOXの吹替特化ソフト。ソフト版(マクレーン:樋浦勉)/テレ朝版(野沢那智)/フジ版(村野武範)の3種の吹替を収録。縮刷版台本も各バージョン分3冊ついてくるので見た目がデカい。
・なんで帝王盤「1」を持ってきてないのかというと、持ってはいるのだが、「1」のUHDBDに帝王盤Blu-rayが同梱していたし、そもそも帝王盤「1」は音声に手落ちがあるのでまあ持ってこなくていいかなと。でも今思うと台本がやっぱり惜しい。
・「音声に手落ち」、なんとなく知られてはいるが詳細はどこにも書いてないのでここに書いておく。もともとモノラルだった音声を5.1chにリミックスした際に、セリフの一部が欠けてしまったもの(()内が欠落している)。
・UHDBD収録の音声は上記不具合全て修正済み。どうせなら修正した音声を採用したBlu-rayをUHDBDに同梱すればよかったのに。
・帝王盤「3」のテレ朝版も最後のセリフがちょっと欠落しているが、最近のHD放送の録画持ってるし、もういいです。
・余談だが、この件で欠落に敏感になった吹替ファンに追い討ちをかけるように次弾「プレデター」の5.1ch音声が欠落だらけで発売(本来吹き替えられているはずの叫び声や、フジ版におけるプレデターの鳴き声などが原語のものに差し替えられた)。めちゃくちゃ批判が殺到した結果、次々弾「ロボコップ」以降FOXは(帝王に限らず)TV版吹替の5.1ch化をしなくなってしまった歴史がある。
・余談の余談だが、その「ロボコップ」も別のところに不備がある(ソフト版吹替が音ズレしている)。
ダイヤモンドの犬たち(DVD、IVC)
・レンタル落ち。
・この映画はオリジナル版と日本公開版とでエンディングが違う。DVDはオリジナル版をメイン本編として収録しているが、特典として日本公開版のED部分のみをTV放送の録画から収録している(HD素材がなかったらしい)。TV放送の録画なので、日本語吹替音声のみ、4:3版で画質はデロデロ。
・さらに隠し特典でメイン本編のEDを日本公開版のものに差し替える機能がついている。当該部分が吹替音声しかないので、この特典も吹替での再生(ただし「吹替完全版再生」ではないので、カット部分は字幕に戻る)。ちなみにこの特典再生時の日本公開版ED部分は本編に合わせて16:9にトリミングされていて芸コマ。
・数年前にハピネットから出たBlu-rayに日本公開版が(オリジナル版も)HD画質で収録されているので、今となってはもうそっちを買ってくださいというところだが、実はDVD収録のデロデロ日本公開版ED映像の方が上下(特に下部)の映像情報量が広い。あとエンドクレジットの出方も違う。
・そういえばくだんのエンディングのことをDVDでは「TV放送版」、Blu-rayでは「日本公開版」と言っている。どっちだ。
ブラック・レイン(初版DVD、パラマウント)
・デジタルリマスターじゃないDVD。
・昔中古DVD屋で「トレマーズ」のDVDを見つけて「棚一周したら手に取って買おう」と思って一周したら無くなっていた。悔しくなって代わりに買ったのがこれ。観たことなかったがすっかり虜になってしまい、Blu-rayも買っている(なお「ブラック・レイン」Blu-rayと一緒に「トレマーズ」Blu-rayも買った)。以上思い出話。
・4:3レターボックスでシネスコでの収録。どうもこれが劇場公開時のアス比らしい。後発のリマスター版DVDやBlu-rayよりも映像情報量は狭め。
・中盤の製鉄所シーンや終盤の会談シーンにおける日本語セリフに対し英語字幕が入っている(Blu-rayは入っていない。リマスター版DVDは入っていたような気がする)。
ブルース・ブラザース(DVD、ユニバーサル)
・どこで買ったか忘れた。ついつい観たくなる。
・この間劇場公開版とエクステンデッド版を同時収録した2枚組DVDを買ったので、なんか並べたくなって取り寄せ。
・おなじみユニバーサルの国際盤仕様で、特典メニューが全部英語のやつ。本当は対訳が書かれたブックレットがついているらしいが、この廉価版にはついていなかった。ユニバーサルは廉価版でブックレットを抜くことがままある(「スパルタカス」で2敗した経験あり)。ジュエルケースの買うか?
(2022/05/24追記)
このnoteを出した直後にフォロワーさんから情報が。ジュエルケース盤に入ってるブックレットは対訳以外にもエクステンデッド版(初版は「ディレクターズ・カット」って書いてたけど直しました)の追加ポイントが書かれたチャプター表とか、ジョン・ランディスのコメントが書いてあるらしい。ますます欲しくなる。
(追記ここまで)
ラストエンペラー(松竹初版DVD&東北新社ディレクターズカット版DVD)
・東北新社盤は3枚3,000円セールで買った(「ヒート」と「ベルリン/天使の唄」をセットで)。松竹盤は小樽のブックオフかな。
・東北新社のディレクターズカット版は撮影監督ヴィットリオ・ストラーロがこの時期よく提唱していたアス比2:1の映像(Univisium)での収録。「地獄の黙示録」もこのアス比で出たことがあったが、結局流行らなかったと思う。
・松竹盤は日本公開版予告編が入っているので買ったが、実際のところ東北新社版DVD以外(ユニバのBlu-ray、キンレコの死ぬ観ろ!Blu-ray/特別版Blu-ray)全部に入っている。まあ買った当時はキンレコ盤出てなかったし、ユニバ盤は既に廃盤でベラボーに高かったので…。
新しく買ったもの
エル・トポ(初版DVD、SPO)
・結構前にBlu-ray(HDリマスター版)を買った。
・Blu-rayはスペイン語音声/スペイン語クレジット収録だが、初版DVDは英語音声/英語クレジットで収録。あとこのDVDはちんちんのボカシがありません。Blu-rayの美麗な映像と比べるとVHSライクな印象。
・字幕は劇場公開時/VHSの岡枝慎二訳を若干期待してたが、実際はBlu-rayと同じっぽい(税田春介訳)。
・特典「日本版予告編」はおそらくVHS用の予告。上記の岡枝訳字幕もチラリ。
・ちなみに最近出た海外盤4KレストアBlu-rayも買ったが、4:3西語版、16:9西語版、4:3英語版(特典として)収録という太っ腹仕様だった。ぼかしもないし。
コックファイター(HDニューマスターDVD、キングレコード)
・死ぬ観ろ!2018年盤。2015年の「続」からラインナップされ続けた本作だが、この年が最後のラインナップとなった。
・おかげで相場が若干上がりつつある。見たいなと思ったときには廃盤になってたが、地元の本屋で新品で売ってたので思わず購入。
・4:3スタンダードサイズ版と16:9ビスタサイズ版を同時収録。パケ裏曰く、「当初ヘルマン(筆者注:監督のモンテ・ヘルマン)は1:85(ビスタ)を想定して撮影、しかしスタンダードでないと意味が通らないシーンがある」「画面サイズの歪さを楽しめる」とのこと。
東京物語(ニューデジタルリマスター版Blu-ray(初回盤)、松竹)
・もう少し大人になってから観ようと思っているド名作。高校生の時に見たらちんぷんかんぷんだったなあ。
・NHK放送用に作成した4Kマスターをブラッシュアップしたものを採用したBlu-ray。この辺の概要としてはWikipediaが詳しいのでそちら参照。
・今回買ったのは5000セット限定の初回版。アウターケースとシナリオ写真集(104p)が付いてくる。紙とか本の特典はうれしい。もし何かあってDVDが見れなくなっても取っておけるので。
「死の三部作」Blu-rayBOX(アルバトロス)
・「東京物語」と同列で扱っていい映画ではない。お互い肩身が狭かろう。
・ドイツの映画監督ユルグ・ブットゲライトの作品「ネクロマンティック」「~2」「死の王」(以上が「死の三部作」)「シュラム」を収めたBlu-rayBOX(「シュラム」のみDVD)。
・「死の三部作」は単品発売があったが、「シュラム」はこのBOXのみの収録。正直これのために買った。
・ちなみに、単品盤の寄せ集めをBlu-rayBOXとしているのではなく、ディスク2枚入りの青トールケース×2でBOXを作っている。なのでジャケットがBOX独自デザインなのだが、気を利かせて単品盤とほぼ同デザイン(日本語タイトルがオミットされている)のカードが封入されており、表ジャケットの差し替えが出来る。やるう。
・パッケージを見るとどの作品も16:9ビスタサイズの記載があるが、実際は「死の三部作」DVD-BOXと同様のスタンダードサイズ収録(厳密にいうと左右に黒帯が表示されるピラーボックス(サイドパネル))。なお字幕翻訳はDVD(VHS?)とBlu-rayで異なる。
ブギーマン(死ぬ観ろ!じゃないBlu-ray、キングレコード)
・「ハロウィンⅡ」です。ハピネットのDVDやニューラインのBlu-rayは「ハロウィンⅡ」題だったが、キンレコは劇場公開時の「ブギーマン」題で発売。
・死ぬ観ろ!でも発売されているが、今回買ったのは初回の黒ケース盤。ただしケースが黒いだけで紙モノ特典とかはなし。
・吹替が入っているが、特典が予告編だけ。「ハロウィン」もそうだったが、旧版より特典が減らされているだけでちょっとげんなりする。そして旧盤とマスターが違うみたいなこともないので、特にいうことはないです。はい。
ローマ麻薬ルート大追跡(DVD、キングレコード)
・「ゾンビ」「サスペリア」でおなじみのゴブリンが音楽を手掛けたユーロクライム映画。監督が「地獄のバスターズ」のエンツォ・G・カステラッリじゃないか。
・スティングレイさんの「ユーロクライム!」Blu-rayを買って、ユーロクライム熱が高まった中での購入。仕様がどうのより、純粋に作品が観たくて買ってる。
親に「こんなにDVD持ち帰って、しまうスペースはあるのか」と言われました。なくても作るのがコレクターの使命です。おしまい。
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