【2024年版更新】「死ぬまでにこれは観ろ!」過去ラインナップをまとめた。

「死ぬまでにこれは観ろ!」(死ぬ観ろ!):キングレコードさんが年一で発売する廉価DVD/Blu-rayシリーズ。

 Twitterのフォロワーさんが「『死ぬ観ろ!』ラインナップからいなくなった作品をまとめたのどこかにないかな」とおっしゃっていて、そういえば見たことないなと思ったので、過去ラインナップをまとめたスプレッドシートを作った(雑なのは目をつぶっていただきたい)。こうして見返すと、いろいろ発見がある。

(Googleスプレッドシート版)https://docs.google.com/spreadsheets/d/1WwJFU-aRaGP-xmyO49DYYca7euKgwnQzRkxRgL1VZqo/edit?usp=sharing
(Excel版、ダウンロードしていじれる)
https://drive.google.com/drive/folders/1uT_l6i7LAzFf1uFaUb9WEOcFa-wJEX97?usp=sharing

【2024/06/02追記】
今年のラインナップが発表されたので、2024年分を更新しました。どうも存亡の危機だったらしいので、今年も出てくれることに感謝。

以下、2024年度ラインナップの所見。
・ベベルの「冬の猿」「ラ・スクムーン」、「マッドゴッド」、「殺しを呼ぶ卵」など、2023年発売の作品群が順当に死ぬ観ろ化。「スペースバンパイア」が3年ぶりに、「ロックンロール・ハイスクール」が6年ぶりにラインナップ。なお今年は初ソフト化・初キンレコ化の作品なし。
・定番の「スローターハウス5」、「ファンハウス 惨劇の館」、「白い肌の異常な夜」が軒並みラインナップ外に。これにより、最多ラインナップ作品が「ハワード・ザ・ダック」一強になった。
・今年のラインナップは120本だが、それとは別に「3枚買うと1枚もらえる」で受取可能な作品が90本存在する。(以下、「2024もらえる対象」と呼称する)

以下、ちょっとだけ改訂して前回の内容を記載。

シートの説明:
・2014年~2024年時点までの「死ぬ観ろ!」ラインナップと、何年度にラインナップされたかを「シート1」に記載。ただし2016年の「新」「新2」は邦画が対象であったため除外。
・シート「2014」~「2024」は各年のラインナップをまとめている。上記「新」「新2」も含む。
・「2024もらえる対象」についてはシート「2024」に参考程度にラインナップを載せている。
・列について、「D」が「DVD」、「B」が「Blu-ray」。あと色は各年の背表紙の色に寄せてます。
・基本タイトルが重複しないようにしているが、「マッドストーン」「キサラギ」「二流小説家」などDVDとBlu-rayで名称が変わっているソフトは、面倒だったのであえて別ソフト扱いにしている(若干仕様が違うし)。あと、「パニック・イン・スタジアム」DVDは2014年と2020年以降で仕様が違う(吹替が増えている)ので、これも別ソフト扱い。他にも仕様別なのに一緒くたにしちゃったソフトがありそうなので誰か教えてほしい。

まとめて気づいた発見:
最小ラインナップ作品(1回、ただし2024にラインナップされたての作品を除く):下記62作。
(以下2014のみ)
「イディオッツ」,「インフェルノ」,「カラー・ミー・ブラッド・レッド」,「サスペリア」,「サスペリア・テルザ」,「ダーティー・メリー、クレイジー・ラリー」,「デッドゾーン」,「ハートに火をつけて」,「パニック・イン・スタジアム(旧盤)」,「パパ/ずれてるゥ!」,「パラダイス・アレイ」,「ビー・デビル」,「マーターズ」,「怪奇! 吸血人間スネーク」,「死の接吻」,「鮮血の美学」,「沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇」,「半魚人の逆襲」,「隣の家の少女」
(以下2015のみ)
「THIS IS ENGLAND」,「カストラート」,「カラマリ・ユニオン/ パラダイスの夕暮れ」,「コントラクト・キラー/ 白い花びら」,「スペース・レイダース」,「トスカーナの贋作」,「ハムレット ゴーズ ビジネス /真夜中の虹」,「ハリウッド・ブルバード」,「ベルトルッチの分身」,「ベルフラワー」,「ラヴィ・ド・ボエーム/ トータル・バラライカ・ショー」,「ラブド・ワンズ」,「ランデヴー」,「レーシング・ブル」,「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ /レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う」,「愛しのタチアナ/浮き雲」,「悪魔の毒々モンスター」,「果てなき路」,「過去のない男/ 街のあかり」,「革命前夜」,「共喰山」,「罪と罰 白夜のラスコーリニコフ /マッチ工場の少女」,「殺し」,「新・明日に向って撃て!」,「赤道」
(以下2017のみ)
「ON ANY SUNDAY:THE NEXT CHAPTER」,「アクシデント/意外」,「エクソシスト・キルズ」,「キューティー&ボクサー」,「ゴッドファーザー・オブ・ゴア」,「ハードウェア」,「パキスタン・ゾンビ」,「ビースト・ストーカー/証人」,「ビッグ・アメリカン 完全版」,「ファースト・ラブ」,「ミッドナイトFM」,「影なきリベンジャー」,「強奪のトライアングル」,「消えたシモン・ヴェルネール」,「密告・者」
(以下2018のみ)
「コクソン 哭声」,「サウスバウンド」,「バニー・ザ・キラー」
(以下2023のみ)
「BECKY/ベッキー」,「アマゾンの男」,「オープン・ユア・アイズ」,「キラージーンズ」,「サンセット通りの暴動」,「呪術召喚/カンディシャ」,「死なない夫」,「パトニー・スウォープ」,「ロスト・ボディ~消失~」,「ワーニング その映画を見るな」
(「アマゾンの男」「パトニー・スウォープ」の2作は「2024もらえる対象」になっている)

ちなみに、「エンドレス・ラブ ニューマスター版」のDVDは2022年の一回のみラインナップ。2023年はBlu-rayのみの販売になった。
この「DVDのみ1回ラインナップ」パターンは2023-2024年でめちゃめちゃ増加した。下記25作のDVDが2023年のみラインナップ。
「MORE/モア」, 「アミューズメント・パーク」, 「エースの中のエース」, 「おっぱいとお月さま」, 「カトマンズの男」, 「クー!キン・ザ・ザ」, 「クリーン、シェーブン」, 「ゲイター」, 「サイコ・ゴアマン」, 「サボテン・ブラザース」, 「シカゴ・コネクション/夢みて走れ」, 「ドクター・モローの島」, 「ハモンハモン」, 「ポゼッサー」, 「リオの男」, 「ローラーボール」, 「告発」, 「渚の果てにこの愛を」, 「少林寺<4Kリマスター版>」, 「相続人」, 「太陽の果てに青春を」, 「潮騒<4Kリマスター版>」, 「白熱」, 「夜空に星のあるように」, 「薔薇のスタビスキー」

・ジャケットがリバーシブルになったのは2016年以降なので、上記「2014のみ」と「2015のみ」は死ぬ観ろ!としては廉価ジャケットのものしか存在しない。加えて、2014年と2015年の2回ラインナップだった「原子力潜水艦浮上せず」「ヒンデンブルグ」も廉価ジャケットしか存在しない。
その後2022年は突如としてリバーシブル廃止・背表紙上部にロゴ記載という仕様になったが、デザイン性を損ねる印象のためか不評を買い、結局2023年は「リバーシブルなし・背表紙も初回版と同デザイン」という実質死ぬ観ろ!デザイン廃止の流れとなった。これにより、前述の「エンドレス・ラブ ニューマスター版」DVDが廉価ジャケットしか存在しないことに。

・最多ラインナップ作品(2024年現在で9回、2021年を除きすべてラインナップされている):「ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀」。

・個人的には、「サスペリア」三部作とか、もうちょい長くラインナップされてる印象だった。

・途中で仕様変更が入ったソフト:
○「パニック・イン・スタジアム」DVD。2014年と2020年以降にラインナップされているが、上述の通り、2020年以降はBlu-rayに準じテレ朝版吹替が追加されている。
○「少林寺」Blu-ray。2017年と2023年にラインナップされているが、前者は「アルティメット・エディション」、後者は「4Kリマスター版」の廉価盤。後者の方が画質向上が図られている一方、前者に収録されていた「スライドショー」がオミットされている。それ以外の音声仕様などは同一。

↓過去の履歴
【2023/06/30追記】
今年のラインナップが発表されたので、2023年分を更新しました。(見出しの色を帯の色に合わせているが、今年はリバーシブルにならないことが判明。白セル黒文字にした。)
以下、2023年度ラインナップの所見。
・ミムジー・ファーマー作品(「ベッキー」「渚の果てにこの愛を」など
)、ベベル作品(BOX第2弾の内容、「アマゾンの男」「リオの男」など)、バート・レイノルズ作品(「白熱」「ゲイター」)などが初廉価。「ローラーボール」も発売したばっかりな気がするがラインナップ入り。「チェンジリング」「宇宙からのツタンカーメン」あたりは廉価を待ってた人も多いのではないか。
・「キラー・ジーンズ」「呪術召喚/カンディシャ」「死なない夫」「ロスト・ボディ~消失~」「ワーニング その映画を見るな」は初ソフト化と思われる。ホラーばっかり。
・「告発」はケビン・ベーコンのあれで、キンレコとしては初ソフト化。角川からBlu-rayが発売されていたが、権利が移行した模様。
・「ストリート・オブ・ファイヤー」「ターボキッド」が2021ぶりに復活。また、「少林寺」Blu-rayが4Kリマスター版という形で2017年以来久々にラインナップ入りしている。
・長年ラインナップ入りしていた「追想」「ナポレオン・ソロ」「アルジェの戦い」「マッドストーン」が対象外に。また「アタック・オブ・ザ・キラートマト」「バスケットケース」は1作目だけを残し続編は対象外になっていた。


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