いまだに文化の違いを感じて焦ったり面白かったり

朝イチで「ビール飲んでみた？昨日はどうだった？」
と早速同僚から。

「いや、特に何もない。息子は誕生日だって覚えてないし、ご飯を普通に食べた。ビールは冷蔵庫に入れたよ。疲れて寝落ちした」
正直に言うと、
「なんでー？私だったら、息子が誕生日忘れてたら引っ叩くわよ」

「うーん、家庭にもよるけど、大人になってとくに40代50代になったら誕生日祝いとかしないね。誕生パーティーっていうのは子供だけだから日本では」
「ついでにいうと、日本では歳をとることはネガティブに捉えられるんだよ」
というと、同僚たちが一様ににショックを受け、
「え、じゃあプレゼントとかして、悪いことしちゃったのかな？」
と。

いやいや、そういうんじゃないけどさ・・・
めちゃくちゃ文化の違いを感じてしまう。
だってさ、いい歳をした大人がさ、
「今日五十何歳の誕生日だヒャッハー」
なんて普通やる？？？
「今日私の誕生日なの！」
とかって、アピールしたらまるで、プレゼントを要求してるみたいで厚かましいし。

一応、いや夫婦とか恋人とか親しい仲とかだったら、プレゼントやりとりするし、70代80代、100歳とかは大いにお祝いするから、と説明を追加する。
ちなみに、息子の誕生日も友達呼んだり別に盛大にやったりしない。寿司屋に行ったり、焼肉食べに行ったりするくらいかな。
今年は、確かカニを食べたんだったかな。

日本人は、なんで誕生日を祝わないのかな？ふと気になって調べてみたら、誕生日を祝うという習慣がもともとなくて、戦後欧米から入ってきたらしい。
そもそも、昔は数え年だったので全員正月に歳をとった。
確かにー！
だから、個々の誕生会とかはないわけだ。
その代わり、節目節目に100日、一升餅、七五三、厄払いとかいろんな行事はある。さらに、日本人がプレゼントをしないというわけではなく、お中元お歳暮、母の日父の日、敬老の日、バレンタインデー、クリスマス、お年玉プレゼントのやりとりお返し、枚挙にいとまがない。

もう、こういう文化に関しては、うまく説明できないし、理解してもらえそうもないので省略。