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新しいケアギバーが決まりました!

ばんざーい!
今まで、元職場、日本の友人、家族、母校etc声掛けしましたが、なかなか補充が決まりませんでした。
でも、奇跡的に現地在住の日本人と、カナダ人の元看護師の2名が来てくれることになりました!

カナダは看護師免許更新制(しかも有料)なので、もう働かないとなると、免許を更新しません。なので、彼女はもう看護師ではない。でも、知識や技術、経験はあるから大助かりです。

とはいえ、カナダの看護師日本と随分違ってるみたいで胃ろうをやったことがなかったり、介助の際にちょっとしたリハビリ的なことをしたことはないようです。カナダでは、胃ろうは一般的じゃないんでしょうね。私は、こちらの病院で働いたことはないので病棟がどんなふうになっているかはわかりませんけど、クライアントや知り合いから聞いた話だと極度の人手不足と、労働者保護の観点から、患者さんへのケアは必要最小限しかないみたいです。シャワーに何週間も入れなかったり、褥瘡作ってきたり・・・
なので、リハビリどころか体位変換もろくに行ってないようです。
外来で会う看護師たちは、優しくて親切なんですけどね。

でも、新しく来た同僚は一生懸命働くタイプの人みたいでした。そして、EBN-Evidence based nursingの人でした。なんでもすぐ調べる・・・
「ここは、病院じゃないから」というセリフを何十回も言いました(苦笑)
いろんな人がいますね・・・

在宅介護は、クライアント中心なのでクライアントのポリシーに従わなければなりません。看護師目線で見たら間違ってるということも、クライアントがその方法でといったら命に関わるような間違いでない限り、クライアントのやり方で行います。

カナダで在宅介護を始めたばかりのときは、個性的なクライアントさんと随分衝突したものです。大抵の日本人は、医療従事者の言うことに従いますが、カナダではそうではない。クライアントが薬を飲まないと言ったら無理に飲ませないし、おむつを変えたくない、まだ寝たくない、体位変換したくないetc、説明や説得はしますけどクライアントが不機嫌になるし、説得したところで絶対やらないとわかってきたので、最終的には放置です。

長年クライアントがやってきた方法があるのなら、いくらプロフェッショナルでも、あれこれ言わないほうがいいのです。

日本人の新同僚は、さすがの日本人です。コミットしてます。すべてのカナダ人がそうではないと思いますが、仕事にはあまり熱心ではないですよね。
「言われたら、やる」って感じ。
日本人は、言われなくてもやる、人のやり方を見て学ぶ、丁寧にやる、責任感がある、さぼらない・・・
(すべての日本人がそうではありませんが)

カナダに来ている日本人は、日本社会が合わないっていう人も多いと思いますけど、日本人根性っていうのは備わってしまっているのかな。

とりあえず、新しい同僚は四六時中スマホいじってたり、すぐ座ったりしないのでストレスになりません。良かったよかった。

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