クッキングの授業(実話)
息子のセカンダリーの後期が始まった。Culinary Artという授業がある。様々な料理法を学ぶ日本で言う調理実習だ。
カフェテリアの厨房で実習が行われるそうだ。
先生はシェフだ。
クラスの中でいくつかの班に分かれて行われるらしく、息子の最初の担当は「Cold Station」サラダを作ったり、冷蔵庫に保存したりするそうだ。切ったり盛り付けたり、ラップかけたりと色々忙しいらしい。先日、忙しくて弁当食べる暇なかったという。なぜかというと、授業で作られた料理が、学校のカフェテリアでランチとして提供されるそうで、大忙しだったとのこと。え、じゃあ作った生徒は食べられないの?と聞くと、余ったら食べられるけど息子はお腹が空かなかったので食べなかったそう。
実習で作った料理を、生徒に売る・・・合理的だが・・・びっくりだ。
同僚「児童労働じゃね?」
ところが昨日は「出席とっただけで終わった」
ここのセカンダリースクールは時間割は4科目の固定だが、曜日によって順番が入れ替わる。Culinary Artが1時間目の日もあれば、5時間目の日もある。昨日は、5時間目だったので、カフェテリアも終了し、4時間目の生徒が掃除もあとかたづけも完璧に終わらせるために、5時間目は何もやることがないという。
さすがカナダ。そして、2時に授業が終わってもスクールバスは3時まで来ない・・・
6キロの道を歩いて帰ってきてみた息子。
ラッキーなのか、アンラッキーなのかわからない。
「今度から、毎週水曜日は出席取るだけで終わりそう。迎えに来て」だって
月曜日は、1時半に学校が終わり、水曜日は2時に終わり、金曜日は1時に終わる。めっちゃ楽じゃね?それでもさぼってる生徒もいる。
同僚「留学生は高い授業料をはらってるのに、詐欺じゃね?」
まあ、これがカナダ・・・
ちなみに、うちは親がwork permitで就労してるので学費は払ってません。
(今年は)
今後はHot station、Bakingと続くらしい。パンの焼き方を覚えてくれたらありがたいなー!