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Botanical Beachの奇岩とTide Pool

昨年秋に引き続き、干潮時に再訪。
カナダは干満差が大きいせいなのか、地質のせいなのかけっこうあちこちにTide Poolや奇岩が連なる海岸線があるのですが、Port RenfrewにあるBotanical Beachはとても有名です。

干潮時には、こんな感じ見れます

前回は、干潮のタイミングが合わずTide poolはほとんど見られませんでした。

そこで、潮汐表であらかじめベストなタイミングを見計らっていきます。

干満差が4mもありますね!

ボタニカルビーチの駐車場に着くと、さすが夏休み。駐車場がすでにいっぱい。ですが、駐車場の中で路駐します。これ、帰りには駐車場の外まで路駐の列が伸びてました。

シーズンオフにはガラガラだったんだけど
いざ出発!
トレイルは三角形のloopになっていて全長2.5km
ボタニカルビーチにも海霧が
紙を積み重ねたようなギザギザの岩の上に樹林が形成されている
海蝕を受けて、表面が平なテーブルのようになっている

今回は干潮だったので、トレイルではなく海岸線を進むことにする。

洞窟のような場所も

石の目の方向がずれていることから、地殻変動や侵食など複雑な要因による地形の成り立ちが想像される。

この岩場の海岸線が延々と数百メートル続く。岩のエッジが細かく尖っているので転んだら怪我をするに違いないが、乾いているので滑りにくい。
なお、岩場を進みたい方は、しっかりした底の靴を履いてきた方がいいと思う。

ギザギザの岩場を抜けると、滑らかな感じの岩場になる

いよいよ丸っこいTide Poolが出現してくる。

砂岩もあれば、礫岩(だったと思われるが、礫が抜け落ちて穴穴になってる)もあって多彩

呆れるほど多様な表情の岩場だ。Tide Poolにはちらほら生物が。

なんでしょうかね?生き物のような植物のような
なんかね、不思議すぎて言葉を失いますね
タイドプールの底にも小さなピットが多数あって、なぜかほぼ皆同じサイズで、その中にはそれぞれウニやらカニやらが住んでいます
ちょうどウニのサイズにぴったり
ムール貝もびっしり。亀の手もいっぱいあって集合体恐怖症の人は注意!
なぜか、ぴったり収まっている
大きい穴もあるし、深いのもあります
なんで、こんなに深い!
こんどは、瞑想所みたいな場所に出た

さっそく登って横になる息子。ブッダかよ!

ブランコみたいな木も。童心忘れず、さっそくブランコします!
こんどは、さらに目の細かい岩場。

ここらへんでボタニカルビーチのトレイルは終了。
岩場はもっと、奥まで続いているのですがここから先は数キロ先まで何もないので軽装だとちょっと不安。熟練したハイカーならずっと進めそうですが。なお、バックカントリーキャンプも可だそうです。(有料)

駐車場へ戻るか、もっと進むか

岩場をゆっくり進み、tide poolの観察などしてほぼ3時間かかりました。
運動不足だと膝にきます。
もうちょっと、カラフルな生き物を見たかったけど、ヒトデもいなかったなぁ。写真では伝えられないようなたくさんのものがあり、もし可能だったら行って自分の目で見てみることをお薦めします。

■ 前回の旅行記です



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