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介護も崩壊中カナダ


ほんとは、これをトップ画像にしたかったんですが・・・縦長は入りませんでした

Noteの使い勝手が悪いところ、色々ありますが、トップ画像がうまくいかんのが一番ヤですね。いろいろ試してみて、結局時間の浪費になるのであまり加工はしてません。

ただの愚痴なんですけど、クライアントが高校卒業するにあたって、年齢的には成人するのでもう身体障害児ではなくて、障害者になるので学校には通えなくなり、小児科のフォローも受けられなくなるんです。

その分、ケアギバーの人数を増やすことができるようなので、将来のシフトやケアプランを考えています。なぜなら、ケースマネージャーなし、ケアプラン作成を手伝ってくれる人なし、スペシャルニーズのためのデイケアなしだからです。

重度の発達障害は、個人によって障害の程度が異なるので、障害が軽い人用のプログラムが使えないからです。
さらに、肢体不自由、精神発達遅滞、嚥下障害、コミュニケーション障害もあるため様々なリハビリテーションや教育が必要なのですが、
理学療法士なし(育休中、人不足のため代わりなし。そして、辞めたのかも?)
マッサージセラピストなし(産休・育休中、人不足のため代わりなし)
言語聴覚療法士なし(そもそもここいらには存在しないか、いても希少すぎるためアクセス不能)
コミュニケーショントレーニングの専門家なし(学校にすらいない)

このままじゃ、ただ生かされてるだけになっちゃうよ!
重身のお子さんを在宅でみてる家族は、日本でも海外でも同様に成人後の課題が山積です。でも、使える社会資源が限られていたり、資金の問題もあるためみなさん苦労しているようです。

カナダの看護師はどうかかわりませんが、日本の看護師はなんでも屋なので、マッサージもすれば、ROMもしますし、なんだったら指導もします。呼吸リハもやるし、脳トレもやるし、コミュニケーションもしますね。嚥下訓練もやります。でも、一応専門家の支援や指導が受けられるのかな?と思います。少なくとも自分が病院勤務だったときには、リハさんや臨床心理士と連携して介入してました。

カナダのケアギバーは、無資格でもできるので個人によって能力差が大きいです。(やる気の有無も大きく影響)
人によっては、クライアントを寝せっぱなしにしてずっとテレビ見てる。要するにただの付添さん。(でも誰かいてくれるだけで、家族が外出できるので助かるのです)

乳児期からの度重なる脳へのダメージや、疾患に合併する知的障害により知的発達は見込めないのかもしれないが、成人例が少ないためにわかっていないことが多い。カナダなので、MRIなどで脳萎縮の程度を調べることも不可能だ。(MRIがあまり存在しないし、技師も不足)
とりあえず、なんの介入もなければクライアントが意思表示をする意欲を失って、現状維持どころか、コミュニケーション能力が低下してしまう可能性もある。

A long-term follow-up study of Dravet syndrome up to adulthood
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.jstage.jst.go.jp/article/joma/123/2/123_2_91/_pdf/-char/ja

なので、研究等検索してできることをやってみたいが、ケアギバーがリハビリやマッサージetcやっても、政府などからはお金はもらえないそう。
リハビリはリハビリさん、マッサージはマッサージさんがやらないとだめなのだ。ちなみに、リハさんとかは時給50ドルらしい。

いくら、資金が利用できても、来てくれる人がいなければなんにもならない・・・

バンクーバーでは、高齢者のデイケアとか訪問フィジオは利用できてたようですが。マッサージは1時間100ドルでした。私は時給17ドルでマッサージしてあげてましたけど。

日本人の有資格者(ST)がカナダの資格移行するのはとてもむずかしいと聞きました。せめて理学療法士がマッサージセラピスト(学位不要だったはず)に免許移行できないのかしら?

頑張れカナダ!



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