Gold River / Vancouver Island 探検その2
1泊で行ける範囲で探検ということで、Gold Riverに行ってみた。
ここは、Campbell Riverから南西にIslandを横断し、西海岸のInletに出ることができる場所だ。
前回のStrathcona Provincial Parkとセットで行ったため、滞在時間はそれほど長くない。
さらにGold River周辺だけでも数日間遊べるボリュームがあることが判明したから。
Gold Riverはその名の通り砂金が取れるらしい。泡よくば砂金もとってみたい!
早速だが、電波がほとんどなかったのでVisitor Centreへ。暇そうなお兄ちゃんが一人。でもここには水洗トイレもあるし、ピクニックテーブルやライフラインが整備されている。Campbell Riverから数十キロ。ガソリンスタンドもないので「文明に来た!」という安心感。
お兄ちゃんに、この辺りのおすすめの観光地を聞いてみると、
Nootkaときた。
船ないんですよ・・・
しかも、到底日帰りできないし。
ボートをチャーターして西海岸を旅する準備はまだありませんがな。
次に、Tahsis。ターシスはここから50kmくらいあり、しかも舗装道路ではない。
Tahsisは洞窟が数多くある場所で、洞窟探検で有名だ。日帰りではもったいない。
博物館でもないの?と聞くと、あいにくこの街には取り立てて見るべきものは何もないという。First Nationの土地だからetc。コミュニティが小さすぎて博物館みたいなものもないようだ。さらに、港はどうなってる?と聞くとあそこはロギングと産業地帯だから観光って感じじゃないという。
おやまあ。
でも、さすが地元の人だけあって、舗装道路じゃないけど、そこまでコンディションが悪くない道路を教えてくれたり、山脈やLandslide LakeみたいなViewを道路か短いハイキングで見れるところないか?と聞くと 候補地を挙げてくれた。
■ ちなみにこれがLandslide Lake。Vancouver Islandで最も有名なハイキング地の一つ。往復12時間。日帰りでは無理なハイキングコース。
案内所のお兄さんによると、Gold River Road沿いのCrest Creekのトレイルからなら見えるかもしれないけど、木々が茂っているので運良く木が伐採されていたら見えるだろうし、眺望があるかどうかは行ってみなければわからないそうだ。
やっぱり、ドライブしながらMy Viewを探すしかなさそうだ。
とりあえず、キャンプ場をチェックしてみる。
Campbell Riverから近いButtle Lakeに比べて、奥地なので案の定キャンプ場はガラガラ。なのに、キャンプサイトのすぐ裏には、きれいな川の流れがある。いいなあ。
でも、今日はButtle Lakeのキャンプ場に空きがあったので、戻って周辺をハイキングすることに決めた。いつか、こっちに戻ってこよう!
今後、TahsisやNootkaへ行く際にGold Riverを拠点にすればいいのだ。
せっかくここまできたのだから、Viewを探そう!ということでマップのView Pointに来てみた。流石に村の中には電波がある。
駐車場と、ピクニックテーブル。渓谷を見下ろせるらしいが木々が茂っていてあまりよく見えない。
ピクニックテーブルもあるし、ここで昼飯にするか。と、反対側を数十メートル進むと、なんと滝が!
Gold Riverの渓谷に沿った道路は、切り立った崖に接していてそこに高さ20m以上はあるだろうと思われる滝があった。
滝って一言も書かれてなかってけど。
地元の人にとっては大したことない場所かもしれないけど、私はここの崖と滝に大いに感動しました。Top画像の断崖はここの道路沿いです。
先程のVisitor Centreのお兄さんに
「どこで砂金が取れるの?」
と単刀直入に聞いたところ、
「正直Gold RiverよりもHobber Riverとの合流点の方が取れるらしい」
と教えてもらいました。
でも、これって川底が石ころだらけで、想像していた砂底とは全く違いました。砂金なんて簡単には見つけられそうもない・・・
なお実際に砂金取りをやっている人たちもいますので、気になる方はFacebookなどをチェックしてみてください。
最後に、Gold RiverとButtle Lakeの間にあるハイウェイ沿いの石灰岩の断崖をお送りします。Gold Riverへ向かう時、いきなり切り立った白色の断崖がオーバーハングして目に入ってきました。
流石に息子も「なんじゃあれー?」
しかし、湖沿いのくねくね道で駐車場所もなく、ゆっくり見ることができませんでした。しかたなく、帰りに動画を撮ってみたのです。
Caveがあるからには、石灰岩質地形なのですが、石灰岩はてっきり地下かと思っていたのでこんなに高いところまであるとは、驚いてしまいました。
なお、ダウンタウンの様子ですが、とてもちいさな落ち着いた町という感じで、文字通りこれからさらに奥へ向かう人たちの補給の拠点となっているようでした。