喫煙権
実家に帰ったら、子供部屋おじさん(実際は同居していないが、実家に入り浸っている)の弟が、激しくヘビースモーカーになっていた。
換気扇のそばで吸っているのだが、リビングまで臭いは充満するので、喘息持ちの私は息を止めるか、他室に逃れるしかない。
やんわりと、タバコ臭いからと伝えても、喫煙権を振りかざして、激昂してしまった。
帰省してからと言うもの、外食や家族の食費、タクシー代は全て私が負担しているというのに、ずうずうしいことこの上ない。
もともと受動喫煙が原因で喘息になった私は、私の前を歩きタバコしている奴がいると、飛び蹴り喰らわせたいぐらいタバコが憎い。
近年、喫煙者が激減し空気が綺麗になったなぁと喜んでいたのに、家族がヘビースモーカーだとはなぁ。
父は50代で膵臓癌で亡くなっているが、がんになった原因はタバコだと思っている。
懲りない親子である。
喫煙に起因する病気(癌、COPDや心筋梗塞など)になっても構わない前提で、他人に迷惑をかけない範囲でなら吸ってもいいと思うが、家の中は困る。
喫煙者側からすれば、外に吸う場所がないので家の中で吸うしかないのだという。とんだパラドックスだ。