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"中の人"からの電話は非通知

PRカードに関係する手続き関係が落着した。
結果的には、ビザ的には一時帰国可で、カナダ帰国後にPRカード手続きを進めていいことになった。

顛末はこうだ。
昨日早朝、PR申請のFinalizeをする準備ができたというメールが来た。
通常ならこの連絡後、PRポータルから写真をアップロードすると、PRカードが数週間後送られてくるというシステムだ。
がっかりした。

私の場合は、この手続きに入ってしまうと、現在持っているビザが無効になり日本に帰国できなくなってしまうので、開始を遅らせてくださいと依頼していたわけで、だがもう始まってしまった以上は、PRカードができるだけ早くできるのを神に祈るしかない。出発日まであと12日。1週間でカードがきたという話はあまり聞かないので、80%諦めモード。(特に島に住んでいるので、その奇跡が起きたとしても郵送に+1週間ぐらいかかる。本当はバンクーバー日帰りできる距離なのだけれど・・・)

通常通り手続きが始まったことで、送ったメールは読んでないのだな・・・ということがわかった。
(私は、2通のメール送信とメールの返信がないので1通の緊急手続き要請を行なっていた。)
つまりは、審査官はメールを受信順に処理しているということがはっきりした。私が最初に送ったメールを開封するのに約4週間かかったわけだ。そして、手続きの開始を遅らせて欲しい旨送ったメールは翌日送信だったので、それを開封するのにさらに数日かかるというわけだ。1日何通のメールが来て何人で処理してるのかはわからないけれど、カナダは毎年40万人の新規のPRカードを発行しているのだから、メールを見るのに時間がかかるのは理解できる。

朝イチで写真を撮りに行き、写真の撮り直しまでして初回PRカード取得の手続きを終えた。息子は学校はサボらせた。(金曜は遊びの日で授業中にゲームやレクをやるので休んでも支障はない)

提出写真に不備があると、発行がさらに遅れるため、説明を熟読して、慎重にアップロードする。写真の裏面に日付やDOBを書くとか、ファイル容量がどうとかピクセルとか確認、プロにとってもらったという証明はどうするのか?調べながら進める。結果的に、写真の裏面や撮影証明書をアップロードするという指示は見当たらず。写真のみアップロードする。息子の顔のテカリが「reject」の対象になると警告が出た。写真撮影のライトが強すぎて顔が白くうつってしまうのだ。だから、私はパウダーまで塗ってテカリを消して写真撮り直してもらった。息子のはそこまで、反射してないと思うのでそのままアップロードした。

手続きを終えて、ほっと一息、昼飯を食べていた時、非通知からの電話が鳴った。
またScamか・・・
でも、最近は、クレジットカード会社だとか、車修理関係とか、歯医者とかさまざま電話がくるので知らない番号でも応答することにしている。

すると、電話はなんとIRCCからであった。
番号が非通知だったので、最初Scamを疑ったが、電話の相手が私の名前を知っていて、今朝書類をアップロードしたことや旅行の具体的な日付も知っていたので、これは偽電話ではないだろうと信じた。

中の人は、手続き進めてるから旅行に行かないのかと思ったなどと話している。(心の声:いや、メールの返信が一向にないから進めるしかなかったし・・・)
で、結局旅行は行くのかキャンセルするのか?手続きを進めるのかどうか聞かれ、帰国後に進めて欲しい旨伝えると、帰国後に入国日と入国した空港の場所をメールするように指示あり。現在の時点で、手続きを止めてもらえることになった。。。

なんとまあ、ずいぶんあっさりとしたものだ。
審査官は、私の手続きを進める中で、2通目か緊急要請のメールに気づいたらしい。それで、電話をくれたのだ。
あれこれ突っ込まれるかと思ったら「旅行楽しんできて」まで言われ、狐につままれたような気分だ。
本人確認もないし、手続きをpendingしてますよ、という確認メールもない。本当に、IRCCだったのか?本当に手続きは止まってるのか?
電話でのやりとりだし、電話番号も非通知なので、IRCCとやりとりしたという証拠はどこにもない。Officerの名前聞くべきだったんだろうけど、なんか秘密にしてるようなのに名前聞くのも憚られた。
ちょっと謎だけれど、送ったメールのコピーを持って出国しよう。入管でなんか言われたら見せればいいさ・・・
「中の人、ちゃんと実在するんだ」
という、変な感じだ。電話番号が非通知なのは、申請者からの問い合わせを防ぐためなんだろうと勝手に思った。(バックログがすごい数あるので)

というわけで、予定通りに一時帰国できることになった。
一件落着。ようやくほかの仕事に取り組めるぞー!

次の難関は、Calgaryでの乗り継ぎ。私は、Nanaimo空港から出発する。
島発の便に遅れが出た場合、乗り遅れる可能性が大きい。
そればっかりは、当日になるまではわからないのだが、そのために乗り継ぎ時間を4時間作っておいたのにWestjetが乗り継ぎ時間が55分しかない便に変更してきたのだ。
国内線の遅延はよくある話で、今週スコットランド旅行から帰ってきたお母さんも、Victoria発便がまさかの2時間遅延で乗り継ぎ失敗、便変更の上、遠回りになってetcのすったもんだだったそうだ。しかも、Luggageはカナダの空港に残されたままで、帰国後自宅に送られてきた。いったいどうなってる?乗り継ぎ遅れた場合の、Lost Baggageのことも考えなければな・・・

まずは、帰国できることになったので、乗り継ぎ頑張ることにして(遅延しても、Calgary発便も遅延するかもわからんし)、翌日便に乗れなかったらバンフ観光でもするか・・・過去に同僚が次の便まで3日待たされたことがあったという。日本ですいぶん飛行機乗ったけど大きく遅延したことは一度もなかったので、日本の交通機関の正確さは素晴らしい。

そういうわけで、カナダ暮らしは不確定要素多すぎ、エンドレスで山あり谷ありなのであった。これって、物事を予定通りに進めたい人間にとってはだいぶ苦痛だと思う。私は1日に3回以上予定変更されたらちょっと嫌だな。
(前一緒に働いていた同僚が、そういうひとであった。)




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