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Ralph River Campground / Vancouver Island 探検その4

美しい夕焼けを探して、ストラスコーナ州立公園へ。
この日のキャンプは、Buttle LakeのほとりにあるRalph River Campgroundに決めた。BCのProvincial Parkで州管理のキャンプ場だ。夏休み中であり、予約でいっぱいだが、空きがあれば早い者勝ちで泊まれるという仕組み。First come first serve。
入り口のCampsite listを見て10箇所程度空いているのを確認。車で空いてる場所を物色していくがやはり湖や川沿いのsiteは埋まっている。また、list上空いていても早い者勝ちなので既に誰かのテントがあったりする。それでも、ちゃんと泊まれる場所を発見。

巨木に囲まれた空間。木があきれるほど高い。
ストラスコーナ州立公園は、島のほぼ真ん中を占める広大な公園。
キャンベルリバーから車で1時間ほど
キャンプ場は川の河口に位置する浮島のような地形

8月の最終週に行ったのだが、そこまで寒くない。
昼寝を決め込む息子を残し、探索に行く。

Beach accessとあるから行ってみたら、湿地帯であった。
とてもクマが出そうな雰囲気でビクビクする
ビーチ。思い描いていたのとちょっと違う
しかも、誰もいない。
鹿の群れ?が。人間を全く恐れない。まあ、うちの庭じゃないんで追い払うことはやめた
こちらは、川側のキャンプサイト。テントの裏に清流なんて最高ではないか
別のビーチアクセスから、本当のビーチにでた。
泳げそうだ。夕焼けにはちょっと早かった
今回はカナダグースを連れてきた
同僚が誕生日祝いにくれたビール。Campfire解禁になったのだが、薪を持ってこなかった。薪やスモアを売ってくれるはずの公園管理人にも会えなかった。スモアは持ってきた。
ペットボトルのそこに懐中電灯を当てるとものすごく明るくなる
空を見上げると、こんな感じ
夜の湖探検。Western Toadに注意!の看板があったが、まさかこんなに多いとは。

Wossの湖付近に大量の小さな蛙(直径2センチくらい)がいて、危うく踏んでしまいそうだった。
彼らの蛙口密度は20匹/平方メートルぐらいだった。今度は、その大人になったやつらしい。体長は手のひらより少し大きいぐらい。

とにかく、驚くほどトロい。
逃げない。跳ねない。
ズズ、ズズという感じで動く。
これ、懐中電灯がなければ絶対に踏んでいる。

湖、案の定真っ暗。赤い光はなぜか赤い懐中電灯を持った男女
雲がなく、星がよく見えた。天の川も見えてたが私のカメラだとうまく写らない

このキャンプ場は、Wossのキャンプ場に比べて、規模も大きく設備も相当しっかりしている。Wossが未開の地なら、こちらは大都会。けれど電気はない。トイレもあちこちにあったが全てぼっとんであった。島に来てから、州立公園などで水洗トイレを見ることが本当に少ない。

ボットントイレだが、車椅子使用可。

このキャンプ場、電気も電波もないがバリアフリーなのである。
とても真っ暗だが、テント周りをイルミネーションで飾りつけたり、タープ周囲にライトをぶら下げてまるでカフェみたいに明るくしてる家族もいる。とても楽しそうだ。あれぐらいやれば、クマもよってこないんじゃないか?

うちはキャンプファイヤーもないし、一泊なので夜の散歩が終わったらすぐ就寝。

朝になった

湖上に霧が出ている。でも、他の地域よりは霧は薄い。山の影になっているので気温が急上昇しないのだろう。

切り株が霧の中に浮かんでなんだか幻想的
谷間にあるので、明るいけど太陽は山の影。
早朝は波がない
一つ一つの切り株は、かなり巨大。樹齢数百年ぐらいある
あとで調べてみたら、ダムを作った時伐採した木の切り株を配置したらしい。
朝8時半、ようやく日の出。日差しが熱いぐらい
周囲の山は標高2000m近いようだ。そこまで高く見えなかったが
気づくと、足跡が。犬のだよね・・・?犬を連れている人たちが多いが、犬たちは大抵静かにしている

クマ、クーガー出没情報はどこにでもあるのだが、独り歩き中に薮から突然出てきたら怖い。こんな美しい朝なのに、息子は絶対に起きてこない。もったいない。
家の周りにクマがよく出没する知人によると、クマが行動するのは夜明け前と日没ごろ。怖いねー。

■ Vancouver Island 過去記事はこちら


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