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夏の思い出 日系まつり

バーナビーにある日系センターで行われた日系まつりに行ってきました。
母にカナダに移民した日系人ってどんな感じなのか見てもらおうと思ったから。

日系センターへはスカイトレインのエドモンズ駅から歩いて行くことができます。日系センターは2階建ての公民館のような建物で、小さな体育館のようなホールと武道場、イベントや教室などに利用できる小さな部屋などで構成されています。日系人ゆかりの品物の展示や歴史を紹介するパネル、企画展などを行う小さな展示室もあります。日系センターの横には日系人向けの高齢者施設、日本食スーパーのすずやがあります。

日系センターに近づくと、たくさんの屋台(キッチンカー)が出ていました。まつり会場は子供とシニアは無料ですが、その他は入場料がかかります。中庭やホールは人で埋め尽くされていました。
ちょうどお神輿が終わったところだったようです。

日系祭り、玄関ホールの様子

フードには長蛇の列、外は暑い。とりあえず、シニア用の休憩所に行きます。高齢者施設があるので、ちゃんと休憩所が準備されていてお茶も出してもらえるし、一緒に体操なんかもできました。そこに住んでいる方たちも、シニアカーを押しながら出たり入ったりしています。

出し物は、踊りや歌、太鼓など様々です。私のお目当ては、侍ショーの「KAMUI」です。

KAMUIのショー

なかなか、迫力があって面白いです。もちろん、一番人気の出し物だったと思います。ショーなのでいわゆる殺陣なんですが、狭いステージで剣を振り回すので見ていてハラハラします。非常に息があっていて、キレもよくさすがプロって感じです。息子がKAMUIを見て日本武道に興味を持ったので、近所の武道教室に行ってみる?と誘ったのですが、残念ながら翌日には「別にいい」。

フード。SASUKE クレープ

フードは、早くも売り切れが出ていたり結構並んでいたり。息子と母には、鈴屋でお弁当を買って(鈴屋は入場制限をするほど混んでいました)、外で食べてもらい、わたしはクレープ。美味しかったけど、写真とは実物とはだいぶ違う。1枚13ドル。高い・・・でもカナダのものは何でも高いんで仕方ない。

わたしは、せっかくなので浴衣を着ていきました。浴衣のレンタルをやっていたので浴衣姿の人も大勢いましたね。言葉の方は、英語と日本語半々といった感じでしょうかね。私がいままで出会った日系人の方は、カナダ生まれの2世の方は大人でも子供でも日本語はおぼつかない感じです。英語しか喋れない方もいました。

浴衣を着てスカイトレインに乗っていたら、「きれいな着物ね」と褒められたり「私の孫が日本に住んでいるのよ」などと声をかけられたりしました。ありがとうございます・・・そういえば、私は街で民族衣装を着ている人を見ても「きれいね」と言ったことはないなぁ。今度言ってみようかな・・・

日系まつり以外にもパウエル祭とか、桜の季節になると公園で日本を紹介するコーナーがあったりします。

残念なのが、お祭りだからなのかどうしてもゆったりのんびりできないところ。日本の伝統文化を紹介する場合は、空間とか静けさ、色などが重要だと思うのですがどうしてもザワザワします。販売されているものも、日本のものとは若干違う・・・もっと安くていいものがあるのに。。。

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