不思議

生きてて不思議な気分になることが多々あるが、その中でもスピリチュアル的な"何か"を感じたことを記録する。

中学1年生の頃、季節は忘れたが肌寒かったことを覚えている。祖母の家から車で帰る時だった。母と妹は寝ており、父は運転をし私は音楽プレイヤーで音楽を聴いていた。時刻は23時前。景色が街灯で照らされ明るかったところからだんだんと暗くなり家に着く寂しさが込み上がっていた。

途中で木々が生茂る大きな公園の横を通るのだが、何故か私はあの時感じた不思議な気持ちそして、あの景色を忘れることができない。

その時流れていたのはハンナモンタナの"one in a million"という少し切ないメロディの曲。
横を通る時間は1分もなかったと思う。

木々の中に呼ばれている気がした。木々たちの奥に何かいるような、何も見えない生命のようなもののような、凄く強いものを感じた。窓を開けてその場の空気を吸うと、澄んでいるのに何か重たく感じた。

これが第六感というものなんだろうか。いつも通る道なのにあの日だけは何故か違った。後日そこの道を通っても何も感じない。あれはなんだったんだろうか。

あれから数年経った今私は、自然や木を見ると精神的に強くなるように感じている。 そして未だにあの曲を流すと当時感じたことが鮮明に思い出される。

後日談として記録するが、先日アルバイト先の子とこの公園の話になった。
衝撃だったのが、この公園はいわゆる"心霊スポット"らしい。私はあまり"幽霊"の存在を信じることはないが、"生き霊"などの存在は少しばかり信じている。何か関係があるのだろうか。
その公園の近くにマンションがあるのだが、調べると殺人事件が2件同じ場所で起きていた。
何かしら人の想いというものが強い場所なんだろうか。

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