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ずっとソーシャルディスタンスがいい。

私は人付き合いが苦手だ。

ベッドから出て、歯磨きをして、着替えて、化粧をして、駅まで歩いて、待ち合わせ場所へ行き「人と遊ぶ」のがあまり好きじゃない

コロナ禍の中で思った

「ずっとソーシャルディスタンスがいい」

これは紛れもない本心だ。

中学生の頃インフルエンザにかかった時、「1週間学校を休まなければならない」というルールがあった

インフルエンザになった中2の私は、「ああ1週間学校に行かなくて済む」とホッとしたのを覚えている

いじめられていたわけでもなく、勉強に行き詰まっていたわけでもないし、インフルはB型でキツかったけど「合法的に人に会わなくていい1週間」が私にとって心地よかった

そして緊急事態宣言が発令された時、インフルエンザの診断書を貰った時と同じ気持ちになった。


私は元々人付き合いがいい方ではない

いや、それは盛った。

正直悪い。とても悪い。

相手がクラスの子だろうと、バイト先の同期だろうと、先輩だろうと1ミリでも行きたくない案件は全て断る。

「学校の課題が終わらないの(嘘)」

「ごめん、先輩に頼み事されちゃって(嘘)」

「あ、その日掛け持ちのバイトだ(嘘)」

これは私が学んだ、私を守る“手段”だ

容赦なく誘いを断ってきたお陰で最近は誘われなくなってきた。

もちろん自分から誘うこともないので浅い人間関係はどんどん流れていく

最初は誘われないことに寂しさを感じた事もあったけど(自分の招いた結果です)結局その程度の関係なんだ、と割り切れるようになった。

先日「あんた誘っても来ないでしょ(笑)」と仲のいいバイト先の先輩に言われた。

それでもバイト中は恋愛トークが盛り上がるし、朝シフトの前日はよりバイト先に近い先輩の家で寝る

〈付き合いが悪い〉も私の個性としてまるっと受け入れてくれる存在がいる、これが何より嬉しい

そして、そういう存在は誰にでも作ることが出来るし、自分自身も誰かのそういう存在になれるのだ


他人の為に自分の身を削るのはあまりオススメしない、疲れるから。

他人からの評価が自己評価に直結してる人はまた別だけど。

ただ、これは社会人になると場合によって通用しなくなってしまう(のはしっかり理解している)

しかし今は大学生、私の生きる軸は学校にある

結局、バイトも友達も恋愛もサブカテゴリーに分類されているので失ったところでダメージはほとんど無い


冷めてる奴って思った?

他人に干渉しない分、自分への愛情はとびっきり大きい自信があるのでまた今度まとめます♡

そして、伝えたいのはお断りガールになって困った事は今のところないということ

きっと私が他人に多くを求めていないのが大きな要因だろうと思う。

私にとって、その場の人はその場で接するだけで十分なのだ

バイト先の人とはバイト中軽く世間話が出来ればいいし、クラスの子とは課題や学校の話題で暇つぶし出来ればいい

わざわざ無理をして自分の時間に他人を招待する必要はない。

ただ、やっぱり私も人間なので誘いを受けて断る時は後ろめたい気持ちがある

そんな私は今日も嘆く

「ずっとソーシャルディスタンスがいい。」










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