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極上の音色!名手たちが奏でる シューベルトの名曲「ます」開催レポート

2024年6月20日(木)に、文化会館たづくり くすのきホールにて『名手たちが奏でる シューベルトの名曲「ます」』の演奏会が開催されました。

【出演】
白井 圭(ヴァイオリン)
岡本誠司(ヴァイオリン)
成田 寛(ヴィオラ)
山本 徹(チェロ)
石川 滋(コントラバス)
上野星矢(フルート)
森下 唯(ピアノ)

【曲目】
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第4番 ハ短調 Op. 18-4
Ⅰ. Allegro ma non tanto
Ⅱ. Scherzo, Andante quasi Allegro
Ⅲ. Menuetto Allegretto
Ⅳ. Allegro
モーツァルト:フルート四重奏曲第1番 ニ長調 K. 285
Ⅰ. Allegro
Ⅱ. Adagio
Ⅲ. Rondeau

~休憩~

シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調 D 677「ます」
Ⅰ. Allegro vivace
Ⅱ. Andante
Ⅲ. Scherzo: Presto
Ⅳ. Andantino – Allegretto
Ⅴ. Allegro giusto

まず始めに、エグゼクティブ・プロデューサーの鈴木優人により、ベーゼンドルファーのクリムトモデルのピアノについて説明がありました。

(C)K.Miura

事前に公開されたベーゼンドルファーの選定動画も大変好評で、実際に会場で出会えることを楽しみにしていらっしゃった方も多いのではないでしょうか。

ピアノの天板にはクリムトの絵画が描かれており、蓋を開けると客席からもワッと声が上がりました。

(C)K.Miura

コンサートは時代順に沿って、モーツァルト作曲のフルート四重奏曲から始まりました。

(C)K.Miura
(C)K.Miura

フルート奏者・上野星矢さんの華やかなフルートの音色に、ヴァイオリン奏者・岡本誠司さんとヴィオラ奏者・成田寛さんと、チェロ奏者・山本徹さんの弦が合わさり、優雅な時間となりました。

(C)K.Miura
(C)K.Miura

2曲目はベートーヴェン作曲の弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op. 18-4。

(C)K.Miura

この曲はベートーヴェン作曲、交響曲第5番『運命』と同じ、ハ短調で書かれています。

モーツァルトとは変わって、ベートーヴェンらしい激情が伝わってくる演奏でした。

楽章間で舞台上のライトの色が変わる演出もあり、聴覚だけではなく視覚的にも惹きつけられました。

後半は、皆さんお待ちかね、公演タイトルにもなったシューベルト作曲の「ます」が演奏されました。

(C)K.Miura
(C)K.Miura

アソシエイト・プロデューサー森下 唯が奏でる、ベーゼンドルファーのピアノの音色は時に優しくあたたかく、時に深みや華やかさが加わり、様々な表情を堪能する事が出来ました。

(C)K.Miura
(C)K.Miura

ご来場いただきました皆さん、ありがとうございました!

(C)K.Miura

調布国際音楽祭2024レポート、まだまだ続きます!

協力:ベーゼンドルファー・ジャパン