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子宮筋腫の手術をしました① 入院1日目

下腹部に違和感があり、2024年8月に婦人科を受診したところ、子宮筋腫が大きくなっていると診断されました。受診時の筋腫の大きさは13,4センチほど。すぐに総合病院を紹介され、2024年12月に腹腔鏡手術による子宮筋腫核出術をしました。

この記事では、入院1日目の心境を綴ります。


いよいよ入院。

ただでさえ初めての入院なのに、いきなり借りぐらしのような状況にされており、余計にソワソワ。

どうやら個室の準備がまだのよう。

しばらーく待機すれど、誰も来ない。
「部屋が変わるかもしれないので〜」と言い残されたまま、ポツン。
荷物持ちとして加勢に来てくれた母をこのまま引き留めておくのも忍びないので、ここで母は退散。

エレベーターまで送りに行った母に手を振りながら、これが今生の別れだったらどうしようとか、不安MAXなことが頭によぎる。考えすぎだ。

いよいよソロとなり、入院した事実がジワジワと押し寄せてくる。

そして未だ、誰も説明に来てくれず。

部屋は変わるのか?
今日は昼食から出るんだっけ?
母が作ってくれたおにぎり弁当を持ち込んだやつはどうしよう?

不安プラスアルファで質問が沢山になりそう。
箇条書きしているうちに、ようやく看護士さん登場。

入る予定の個室がまだ準備中(これから退院する人がいるらしい)ということで、準備が出来次第、そちらに移る模様。
借りぐらし部屋でソワソワが止まらない。

必要な書類やらを看護士さんに渡し、下剤を飲まされる。水に15滴入れていた。

後ほど体重などを測るためパジャマに着替えておいてねと。

入室からもずっと避けていた、パジャマにお着替え。

いよいよか…
うっすいカラーのチェック柄パジャマに袖を通す。
「私は病人です」と言っているみたいで嫌なんだよな。

病院のパジャマって、どうしてこう無機質なのだろうか。モリハナエとかのデザインパジャマとかにしてくれないのかな。少しでも華を。。

あれよあれよと仮個室に昼食が運ばれてきた。

諸先輩方の感想は、果たして正しかったのか?
いや、正しくなかったのかもしれない。

普通に美味しい!!
すぐにたいらげてしまった。

まあでも、そうは言っても、噛んでいるうちに諸先輩方の言っていたことが理解できてきた。
味が薄い。早めに飽きが入った。醤油の貴重さを感じた。

しかしまあ、ベッドと一体化している台に食事を乗せているが、どんな体勢で食すのが正解なのか。
正座か胡座か女の子座りか?

台の高さは調整できるみたいだが、食事も乗っているしベッドから降りたくないし、そのままGO。
終始落ち着かないまま完食。

真正面にテレビもなく、人もなく、あるのは1.5メートルほど先に壁。
個室で有り難く食事にありつけているのを棚に上げて言ってしまいたい。囚人って…こんな気分なんだろうか。

そうこうして、ようやく夕方16時頃に自分の個室へ案内された。
入院中に使う荷物を棚や洗面台に配置し、知人たちが激励に差し入れてくれたお菓子やオブジェやタオルも配置。報告のために写真撮影大会を一人で楽しむ。

夕食はパサパサの鶏肉生姜焼きだった。仕方ない、致し方ないのだろう、鶏肉はパサつくものだ。

食後はいよいよシーンとした孤独時間。共有コーナーにはお湯も水も電子レンジもあり、持参した魔法瓶水筒を持ち様子を見に行く。

水筒にお湯を補充して部屋に戻る。
実はお楽しみにがあったのだ。これまた知人が差し入れてくれたルピシアの紅茶があるのだ。

ベッドの上で紅茶を淹れる。こんなに香りに癒されるものになるとは。紅茶すごい、紅茶偉大。
退院したらすぐにお礼を準備しなくては。

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