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子宮筋腫の手術をしました② 入院2日目/手術当日

下腹部に違和感があり、2024年8月に婦人科を受診したところ、子宮筋腫が大きくなっていると診断されました。受診時の筋腫の大きさは13,4センチほど。すぐに総合病院を紹介され、2024年12月に腹腔鏡手術による子宮筋腫核出術をしました。

この記事では、入院2日目・手術当日の術前までの心境を綴ります。


またまた人生で初体験。
病室のベッドで朝を迎える。

母が「眠れたかい?」と連絡をくれたが、手術が怖くてとか、病室で一人きりで寂しいとかではなく、エアコンの作動音が夜通しパキパキ鳴るので眠れなかった。
まさかそんなところで睡眠を妨害されるとは思わず、ちょっと悔しい。
あと4泊もエアコンのパキパキ音が夜を襲うのかと思うとちょっと気が滅入る。

そして、絶食の朝でもある。
普段のような、時間がなくて食べれなかったのとは訳が違う。朝ご飯を考えることを奪われ、ちょっとした喪失感。

看護士さんが数回出入りし、血圧やらを測り、術前準備として点滴をさす手の甲に痛み止めテープを貼る。

「痛み止めを貼るほど痛い点滴なんでしょうか…?」と思わず聞いてしまったが、なんでも腕の内側と手の甲にさす点滴の痛みに違いはないとのこと。論文でもあるそうで、すごく勉強されてる看護士さんだと感心した。

手術開始宣告まで暇であっても、ベッドに入るとたちまち病人感が増すので、気晴らしに足の爪を切る。伸びていたのは分かっていたけど、入院したら暇なんだからその時に切ろうと、しっかり爪切りは持ってきていた。

喉乾いたなぁ。口淋しくてうっかりお菓子をつまみ食いしないように気をつけていたら、主治医がまた挨拶に来てくれた。

雑談と心配なことはないかの質問をしてくれた。

小柄で優しい女医さん。
普段の外来もこの先生が担当だが、座っている姿しか見たことがなかった。
病室で歩いて立ち話をする先生の姿がとても貴重でとても凛々しい。体幹がしっかりした物腰と、しっかりした目の力。この先生が担当で良かったと思った。

外来の時の先生は、おっちょこちょいなイメージで、信頼はしているけどちょっと大丈夫かな?と思っていたけど何の問題もなさそう。

この入院中、何度も何度も心配なことはないか?と耳にタコくらい聞かれるので、本当に心配事がなくなっていく。余計な心配事は消えていくので、手術頑張ろうという気持ちに集中できる。

気になるけど聞けなかったことも、先生が来てくれたついでに質問した。術後はいつからスマホが触れるようににるのか?手術終わったよ連絡をしたい人に待たせておくのも嫌で、聞いてみた。

術後、スマホは触れないことはないけど、3時間くらいは麻酔でぼんやりしており、その間はあまり記憶がなく、麻酔が覚めてからは触って全く問題ないよとのこと。その旨そのまま母に連絡し、これで本当に心配事がなくなった。

いよいよ手持ち無沙汰の時間に突入。
予定の手術開始宣告まであと1時間半。
手術に必要なタイツを履いた姿がどれだけ滑稽か見るのが楽しみ。

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