【参加レポ】ゲームパビリオンjp2024【きつねのてぶくろ図書館】
きつねのてぶくろ図書館のセチルです!! 今回はリアルイベントの出展側2回目!! しかも今回は屋内!!(前回参加イベントは屋外でした。)大阪という都会の地………というわけで、
ゲームパビリオンjpに初参加したぞ!!!
参加記念に怪文書をしたためようかと思います。
参加するしないでサークルでちょっと会議した話
揉めたって程ではないんですが、リアルイベント参加をどうするかは前回も今回も少し話し合った……というか、私がプレゼン? 我儘を押し通してきた感じでした。我々きつね達は全国津々浦々に散らばってしまっているので、なおさら難しさを感じました。あと出展費が14000円だったしネ……。
出展するにあたって一番問題だったのが【何を出す?】ってことでした。
何言ってるのコイツ……っていう感じなんですが、「短篇~中篇」を「年に数本」「ノベルゲーム形式」で出すというのは、リアルイベントとは相性がちょっと悪いのは何となく感じます。
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イベント申し込み当時、特に長いシナリオとして頒布or試遊できそうなのは、「噫、井戸に流るる」なのですが、当該作品は「フルボイス」「動く立ち絵」とノベルゲームとしては豪華な作りだった半面、「一本道ノベル」だという作りに難しさを感じていました。作品としては一本道ノベルとして出すという形は正解だったと思っているのですが、一本道ノベルに付きまとうのは「それはゲームなの?」という問題です。試遊で切り抜くのも、どこで切り抜くの問題とか考えることが多いし、どうせなら既存作じゃなくて新作を出したい気持ちも合わさって、どうしようねと話していました。
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実際は館長がそのあたりで新作の構想を始めたので、その新作を出すことで話はまとまりました。その新作「もうそんなのどうだっていい」は神経衰弱×ADVの断捨離ゲー。要素が多いぞ!? でも、神経衰弱が加わることで味わい深くある予感がしました。
これは持論……というか私の好みなんですが、ノベルゲームにちょっとしたミニゲームが引っ付いているっていいですよね。ゲームだからこそできるギミックって感じがして。ノベルゲームのシナリオが神経衰弱という操作によって分岐していく様は、まさに「ゲーム」だからできることだというトキメキを感じたのです。
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というわけで、今回のゲームパビリオンでは既作「噫、井戸に流るる」に加え、新作「もうそんなのどうだっていい」で参加することを決めました
この計画は、「噫、井戸に流るる」を作ったときほどタイトスケジュールではなかったものの、すごくゆとりのあるスケジュールでもなかったので、関係者各位にこの場で感謝を申し上げます。
試遊に出して感じたこと
「噫、井戸に流るる」「もうそんなのどうだっていい」共通
・試遊の音量バランス。
井戸は小さすぎ、神経衰弱はばらばらすぎ、それぞれ流していたPVに音が負けているという難点がありました。
持 って行ったパソコンの音量バランスとかもあったと思うのですが、いつも弊サークルのゲームで設定している音量で出した井戸が(BGM:約-12dB、声・SE:y約-3dB)が会場の音にもみ消されてしまっているのはありました。念のためにミニスピーカー持っていくのはありなのかな? 一番いいのは首にかけるヘッドフォンの準備なのでしょうが……。
それか壊す覚悟で試遊用のヘッドフォンをアルコール消毒するのもありだったかもしれません。
・試遊用のヘッドフォンがあったことを全くPRしなかった
プレイできると高をくくっていました!! ごめんなさい!! 多分ヘッドフォンありますと告知するのが親切でした……。
・ホワイトボード、iPadのテロップは思いつきじゃなくてある程度書くことをあらかじめ書いておく。
ここ、情報の偏りが出たと思うんですよね。特にiPadはスワイプできるんだから、神経衰弱のことや他の宣伝を出せるようにしてもらえばよかったと帰ってから思いました……後の祭り。
・(当たり前かもしれないけど)極力全員が試遊PCに触る勇気を持つ
試遊2タイトルという性質上画面の切り替えも必要だったのですが、それをPC所有者のセチル・リオンのみでやっていたのは非効率かなと思いました。その二人は何かあったとき用にどちらかはスペースに極力いるようにしていたのですが、ちょっとやることが多くて気が回りきらず……。いっぱいいる強みを生かしたかった!!
・その工程の人を会話に混ぜるようにしたい!!
スクリプタはスクリプトのこだわり話したいし、声の人は演技の話をしたいと思うし、作画の人は作画の話をしたいよね。なんかそのローテーションがうまくいっていなかったと思いました。なんかうまいこと会話を振るいい手段があればいいんですけどね。結局名指しですかね。「シナリオのこだわり教えてくださいよ!セチルさん! 」とか言われたら張り切っちゃうもんな私。
・全員が最低限の試遊の説明ができるようにもっと事前会議をしておくべきだった
ちょっとこれうちのサークルの悪いところだと思ってるんですが、サークル内の関与度によって「うちの作品」「よその作品」みたいな感じで触れてしまう感じがあるんですよ。実際触っていないサークル作品とかもでてくるので。でもみんな等しくきつねなので、試遊の注意点とか、試遊の様子のフィードバックとかもっとシステマティックにできるようにしたかったです。当たり前のことかもしれないけど大切なこと。
・タブレット型PCでPVを流すのはありかも。
前回のぜんために参加したときは、モニターを持って行っていたですが、今回はタブレット型PCにしてみました。動画流すだけなら支障なかったのと、予備のPCとしても待機してくれていて、これはすごくアリだと思います。よかった!
・スケブは人の集まりを作るのにはあり
何かやってる感を出せるのはいいかも。紙はこっちで準備するイラストリクエスト形式。簡単な影つけれるコピック的なマーカーがあるとなおよかったかもしれない。あと前もって告知しておくとか交代制にするとかしれもよかったかもしれない。プチメッセージつきなのもすごくよかったと思いました……ありがとう作画担当……。
・人数あぶれ
スペースに3人はやっぱり多いので、極力みんな試遊に行ってくれと思いました。下手に雑談するところがやっぱりみっともなく見えてしまうんじゃないかなとおっかなびっくり名刺を配っていました……。
スぺースの中に1人、外に1人がちょうどいいと私は思いました。(※個人の見解です。)
・物販バエさせたい
アリエルちゃんはかわいいし、三連鮭はおいしい。
よければBoothで売ってます
なんか反省点悪いことばっかになっちゃった……
振り返りって後悔の連続ですね。そんなものなのかも。
「噫、井戸に流るる」
・声が聞こえなかった!!!(痛い)
上述の通りです・・・。
・PCの片方がだんだん周回に耐えず重くなっていってしまった。
PC再起動の方法をマジで聞いておくべきでした。
・動く立ち絵はキャッチ―
これはうれしいですね! 豪華なのが伝わったのはうれしいです!
でも他にもLive2D作品とかいっぱいあったので、究極の武器じゃないのは仕方ないですね。動く作品がいっぱいあるインディーゲームすげえ……。
・でも人を呼ぶほどキャッチ―な引き込む要素がない
もっとなんか絞ってPRするべきだったかもしれないですね。おそらくあらすじをPRするのがよかったのかなぁ・・・。キャッチコピーとか必要だったのかなぁ……? ポスター含めて悩むことだらけです。
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ちなみに井戸が下の理由は神経衰弱のPRをしたかったからですが、完全に映画のポスター二部作の二部目がメインディッシュみたいな構図になってしまいました……申し訳ねえ。
「もうそんなのどうだっていい」
・死ぬほどエゴサしづらい
→タイトルに「断捨離神経衰弱」をひっつけることを検討
・文字読みづらい。メッセージ枠薄すぎ。
・効果音バランス
・断捨離説明をもう少し精査する。(ちゃんとアイテムを調べさせる、一周目はボタンを出さないとか)
いやぁ! 両作品とも、メディアさんに取り上げられるキャッチ―さがめちゃくちゃほしいなと思いました!!!!(欲望)
試遊したゲーム当についてはサークルメンバーTwitterで各々発信したければ発信する形をとるとして、
懇親会楽しかったです!!!!
ぜんために出て「知ってるよー」って言ってくれる方が思ったよりいらっしゃってびっくり。見たことある、あったことあるって言われてすごくうれしかったですね!
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冊子名刺、プチポートフォリオになっているんですが、過去作やったことあるの声なんかもいただけてすごくうれしかったです!
いろんな方の名刺を戴きました!せっかくのご縁なので、名刺いただけた方には後ほどご挨拶できたらいいなと思っています!
余談ですが、冊子名刺はこちらで作れます。
おすすめです!!
懇親会に行った他2人も思い思いの時間を作り、交流ができていたのかな? 私はその仔細はしらないんですが、いい時間が送れていたら素敵だな! と思います!
最後に
ゲームパビリオンjp2024、すごく素敵で楽しくってエキサイティングなイベントでした! 試遊できたゲームもめちゃ楽しかったし、知り合えた製作者の方、プレイヤーの方いらっしゃったり、訪ねてくださった方もいらっしゃってなお嬉しかったです。
これをきっかけにフリーの世界かインディーの世界かはわからないですが、また面白いことができたらいいなと漠然と思っています!
また出たいなあ~!みんなの予定とお財布とまた相談して突りたいです!