あべのハルカス美術館へ足が向き京セラ美術館へ行かなかった日
今週火曜日、あべのハルカス美術館へ行きました。展覧会は「楳図かずお大美術展」
実は時間の都合上、1つしか行けなくて、最初は京都の京セラ美術館へ行く予定にしていた。開催中の「アンディ・ウォーホール・キョウト」の存在は、だいぶ前から知っていて、行きたいなと思ってたから。
それではなぜ、ウォーホールをやめて楳図かずお大美術展にしたのか?
消極的な理由のひとつに⬇︎がある。
恒例のコラボラテ。
あべのハルカス美術館そばのエレベーターを上がってすぐにあるカフェが毎回美術館とコラボラテを販売していて、とても魅力的。
べつにラテを飲みに美術館へ行くわけではない。とはいえ、この楽しみと美しみは足を向かわせる大きな動機になり得る。そしてラテを援護射撃するのが、あべのハルカスの高さ。
高所恐怖症でもないから、晴れやかな気分になれる。ちょっぴり店内が混雑ぎみではあるけど、窓際のお席確保できたら超ラッキー。
さて、前置きはこれくらいにして
本家の理由を考えてみよう。
楳図かずお先生といえば
もちろんそれはそうだけど、まことちゃん以前の時代も大事。なんと言っても楳図かずお先生、ホラー漫画の先駆者です。完全に忘れ去っていた恐怖漫画をいまさら思い出すことになる?
出しかけた足がすくんでしまう大きな要素。
楳図かずお展、怖いしな〜、、 JR大阪駅でまだ天王寺までの切符を買おうかどうしようか迷っていた。
結論を書いてしまうと、切符の選択は正解だった。
美術館が請けると、稀代の漫画家作品は大美術になる。美術という枕詞がぴったりハマっていた。と、感じた。
デビュー当時の作品は、こんなに可愛いのね。
めちゃくちゃ上手いのです。とても楽しかった。
ありがとう、あべのハルカス美術館。
最後に。
京セラ美術館へ足が向かなかった理由を書こう。
YouTubeに美術館から来場者へのビデオメッセージが上がっていて、館のキュレーターが、
「ぜひ若い人々に観に来てほしい」
と、念押しされていた。自分、若くないから行かなかった。
若さの定義が実年齢か精神年齢か◯◯年齢か解らない。ただ、感覚として20代まで、みたいに受けとめた。展覧会が、次世代に影響を与え続けているウォーホールなので、主旨はギリギリ理解できる。としても、足はきびすを返さざるを得ない。これ、皮肉ではなく、将来性の幅として遠慮しておこうと思った。