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「家の購入を決意すること」への不安について

土地と家の購入を決意した。
この決意をするまで、家を購入することでローンの期間が発生し金銭的にも、物理的な行動としても「今後身動きが取りにくくなる」という漠然とした不安があった。

この不安はとても表面的で、この不安の源泉はなんだといろいろ考えた結果、以下の結論になった。

それは「今の価値観が今後数年後また数十年後に同じままかという不安」があることだ。
なぜなら、人間の体は7年周期で細胞が入れ替わるのと同じように、時間という制約がある中で嫌でも「何かしらの経験」が発生する。
この何かしらの経験を避けて通ることは生きている以上絶対に無理だ。

そのため、数年後、数十年後ひ全く違う考え方の自分になっているかもしれないと言うことが怖いということが不安の第一要素だと気づいた。

ではなぜ全く違う考え方の自分となることは怖いのか。それは「今の自分に満足している自分がいる」からだ。

今の自分(の生活環境)に満足しているのに、何か変化となる刺激(ここでいうと家を購入して生活環境を変えることになる刺激)を与えてしまうと、今の満足している価値観を強制的に変化してしまい、自分が今実際に享受している幸福も将来振り返った際に意味を持たなくなってしまうのではないかと言う恐怖がある。

ということに気づいた。

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