私ではないわたしのこと
あなたといても孤独、
神だけは見捨てないなんて嘘、
宇宙を漂う無数の星もあなたには敵わない、
でもやっぱり嫌い、
私なんてと言ってはだめなら一体なんと言えばいいの、
もう二度とこんな思いはするものか、
私たちはそうやって繰り返す
涙が出るほど苦しくて、
涙も出ないほど悲しい。
どうせなら嫌なことも全部、
繰り返したままでよかったのにと思います。
私は加害者だからそう思います。私は加害者だから。
どうか私の言葉に誰も気づきませんように、
どうか私の言葉で誰も傷つきませんように、
完成させるということは、あなたの勇気のこと。
私はまだ何も、何も完成させていない。
「そういえばさ」と言えることの尊さ、
今日はもう大丈夫にしました、明日の地獄に備えて。
今はもう平気です、明日また地獄が来るので。
目に見えるものが全てでありたい、
目に見えるものの全てがあなたでありたい、
そうあってほしいのです、私に。
貴方と飲もうと思っていたコーヒーをいれたら、
それまで飲んだどのコーヒーよりもいい香りで、
一番美味しかった。もうこれ以外飲みたくないほど。
しつこいくらい届くメルマガの中身が
貴方の日常を知らせるものだったら、
サブスク解除なんてしなかったよ。
この胸焼けすら愛おしいとはさすがに思えなかった、
あなたはクリスマスのようだったし
「大丈夫」ということは思い出さないことじゃなくて、
思い出してもつらくならないこと、
もういい加減、思い出しても、大丈夫になってきました。
私の嫌いな人と話す貴方は楽しそうに見えて、なんだか嫌いです。
時間薬か、失恋を失ったのか、もう分からないほどに。