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noouchi
まだ冬の詩2
ピーナツチョコが好きすぎて、数えていたら27個目でした。
その後の歯磨きでチョコミントになるわけではないらしい。
学生はインスタグラムで連絡を取るらしい。
本を買っても読まないのは、ただの言い訳らしい。
言い訳でもいいと思いますけどね、あなたには関係ないし。
そうやって他人を遠ざけていたら、いつの間にか春になってました。
そういえば、と思い出したのは一昨年のクリスマスに買ったコーヒーのことで、だからつまりあなたのことも思い出してしまった。
今年のマーケットにもあるといいなと思いながら、昨年のクリスマスに探しに行きました。その年だけのブレンドだったようで、ついに見つからなかったけど。
あの人がもう二度とわたしの手に入らないのと同じことか、とため息もつかずに帰りました。
雪に溶かして捨てたつもりの思い出が、まだわたしの中にさらさらと、静かに流れていて、なんだか苦しいような嬉しいような気分です。
夕焼けとの待ち合わせが遅くなったので、門限を変えました。
少し薄手になったわたしの腕に、やっぱり花びらは落ちてこないらしい。
静けさに身を任せて踊ってみたら、友人が笑ってくれました。
あの人の「そうだね」が冷たかったこととか、もう笑って話せました。
恋愛相談を受けるのも慣れました。でもちょっと、寂しいかも。
丁寧に書くことなんてもうできないから、鍵盤を叩くように軽やかに(見えるように)言葉を書き出しています。軽やかに。
あの人元気かしらと思いたいけれど、あの人に当てはまる人はいませんでした。
いや、いたんですけど、忘れることにしたので、いませんでした。