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計画無痛分娩レポ@東京衛生病院(2)

こんばんは。
今日もかわいい息子の寝ている間に振り返りです。

前回は入院日のことを書きました。
今回は出産当日レポとなります!

出産当日は、関東甲信越が梅雨入り発表
例年より2週間遅い梅雨入り。東京はじめじめの季節に突入。
天気は荒れ気味ということですが、きっと応援の大雨なのだろうとpositiveにとらえる。


計画無痛分娩 出産当日のメモ(私の場合)

5:15 起床
歯磨き、洗顔
トイレをすます(ただでさえ便秘なので、とうとう浣腸使用)

5:55 ベビーモニターをつけて点滴開始
今日は一日中着圧ソックスははいたままとの事。

6:05 点滴に、促進剤入りの点滴で2個スタート
6:35 促進剤の量を増やす
7:00 頭位置確認。破水処理※これがこの二日間で一番痛かった!!
子宮口は4cm
7:20 羊水がじゃじゃ漏れてくる間隔あり。シートが大丈夫か心配になる。
ひたすらテレビをみたり本を読んだり…陣痛は引き続き3分間隔
8:00 朝ドラ視聴
8:50 湯たんぽをいただき腰にあてる。だいぶ痛み緩和
10:00 トイレ
普段生理痛がないため、7:30から続いている陣痛がつらく感じる。
麻酔を投入してもらったので、5分ごとに左右に寝違える
赤ちゃんの心拍は順調
10:30 陣痛がわからないくらい麻酔がきいているようだ。
10:45 子宮口の開きに変化が見られないため麻酔中断
AM中の出産は無し/20時までに生まれたら優秀といわれる。
ひー!この痛みがあとどれくらい続くのか不安になる。
11:20 パパ面会に来る(主人のこと)
14:00 赤ちゃんの位置が横位置かも?と、四つ這いしましょうと言われ行うも、5分耐えたところで気を失いそうな痛みになり、我慢できず麻酔追加を願う。
14:36 ガツンと来る痛み。子宮口は3~4cm (かわってないやん!)
麻酔中はトイレに立てないので、尿をとっていただく。
お産が進まないので、再び麻酔はきられる…
今日は生まれない説が浮上。子宮口は5~6cmが目標になる。(子宮口全開10cmでないと分娩室移動は無し)
20時に生まれなさそうだね…という判断になった場合、促進剤は一度中断され、それでも自然にお産は進むので深夜の出産もあり得る状況に…予定は未定
15:30 促進剤max
促進剤の量に比例して陣痛の痛みもやばめ。
再び麻酔を足していただく。
16:45 母が面会に来る。出産準備室には面会者一人しか入れないので、パパと交代でお部屋に入る。30分くらい話して母帰宅。
お腹の赤ちゃんに、元気づける声掛けをいただき “待ってる人がたくさんいるよ。頑張ろうね!”と語りかける。(と同時に自分を勇気づける)

その後はパパと、明日かねー。ホテルに預けてるうさちゃんわんちゃん延泊かしらねー。なんて話をしながらリラックス

その間も、赤ちゃんの外へ出る作業はぐんぐん進んでいたらしい…

17:30 昨日からお世話になっている看護婦さんがシフトで帰られるとのことで。出産に立ち会えませんでしたが頑張ってくださいと温かい言葉をくださる。 “最後に内診しておきますね” と、みていただくと

あら?子宮口全開ですよ!こっちからは頭がみえるくらい。今夜中に生まれそうですね!とのお言葉。

なんと! 今日中にうまれると!
陣痛が、なんだかお尻の方が押される感じに変わっていたんですよね。
それが、お産がすすんでいた合図だったんですね。
母がのびのびしている間に赤ちゃんが一人で頑張ってくれていた…
何とも言えない気持ちでした。

今のうちに夕飯食べに行っておいでと。パパを街へ送り出しましたが
その後赤ちゃんの心拍が不安定になり、急ぎ分娩室へ。
電話でパパを呼び戻し、出産作業自体は3回程度いきんだら小さくて、ふにゃふにゃで儚い命のお誕生。元気に泣いてくれています!
私は安堵の気持ちでいっぱい、わたしの頭の方で立ち会ったパパは涙を流しておりました。
(パパは駅前松屋の肉増し定食をオーダーしたものの、食べはぐって走って病院へカムバック)

麻酔はたっぷり投入していただいていたからか?出産時の痛みはゼロ。そして産後の処置をしていただく間も何も感じず。
先生に、『もしや会陰を縫っていただいているのでしょうか。』と、確認。私は会陰切開ではなく裂傷の方でした。

18時台に生まれた赤ちゃんは
体重など測っていただいたり、きれいにしていただいて
お部屋に会いにつれられてきたのは22時ごろのこと。
この日は満月前ということで出産ラッシュだったそう。
その後ようやく久々の食事となりました。ありがたい。
出産て、やはり命がけの作業で
いつもならお腹がすいたら不機嫌になるタイプなのですが、
赤ちゃんをお腹から出すというゴールに向けて必死過ぎて、おなかが空くなんて感覚これっぽっちもなかった。※麻酔中は食事できない


以上、出産当日の振り返りでした。

ちなみに、母子手帳には “分娩所要時間:10時間51分” と記入されています。どういう計算なのかしら。


計画無痛分娩は痛くないお産なのか?

産前に、YOUTUBEの出産レポで“全く痛くなかった”という方、“痛かった”
という方様々いるので気づいていましたが、
痛いです。
陣痛は『痛いよぉ』と、涙を流したくらい痛かったです。
が、麻酔を使っていただけるのは本当に幸せでした。
看護婦さんに感謝でした。
区の母親学級で助産師さんが“無痛分娩=麻酔分娩”のことですと言っていました。痛くないお産ではなく、麻酔を使うお産ですね。痛みのない時間は穏やかに過ごせました。

普通分娩でも乗り越えられたのでしょうが、気を失っていたかもしれないなとも思います。
痛みに弱いんだ…という方にはおすすめです。

無痛分娩のデメリット?

計画無痛分娩などの陣痛促進剤を使用したお産は子宮口の伸びがついていかず会陰切開になる可能性が高いとのこと。これはデメリットでしょうか。
自然にお産を進めた場合、子宮口もゆっくり広がっていくので、会陰切開無しでいける場合もあるようです。(友人は会陰切開無しで2人産んでいます)

私は会陰裂傷となり、縫っていただきましたが痛みは思ったほど長くなく日常生活にすんなり戻っていけました。



もしまた出産をする…なんてことがあったとしたら、無痛分娩を選ぶと思います。

次回は、東京衛生病院での産後入院生活について書きたいと思います。






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