【シエルの注目映画】2022年10月公開作品
10月になりました。
今週末はまだ残暑があるようですが、最も好きな季節である秋がやってきます。
色々やる気も出てくるのですが、なぜか眠くなってしまう… 冬眠準備でしょうか笑。映画館でも寝ないようにしないと。
さて、10月公開予定の気になる映画をリストアップしてみました。
『アフター・ヤン』(10月21日公開予定)
現代と地続きの未来を静かに描くSF、みたいな感じでしょうか。
ロボットを通して人間性を描くということかなと想像します。が、内容云々の前にまず絵面に惹かれました。
ココナダ監督の『コロンバス』(2017)は観たいと思いつつ見逃していますが、今AmazonプライムビデオとU-NEXTで観られるらしいですね。
監督は小津安二郎監督に影響を受けているとのことですが、本作においてもそういうところが見られるのかもしれません。
オリジナル・テーマは坂本龍一さんの作曲。
『All the Streets Are Silent:ニューヨーク(1987-1997)ヒップホップとスケートボードの融合』(10月21日公開予定)
80年代後半から90年代後半のNYポップカルチャーシーンを追ったドキュメンタリー。
トレーラーの中で出演者が「あの頃のNYが記録されていてよかった。もう戻ってこないから」と言っていて、なんかじーんときました。まだ観てないのに笑。しかも自分となんの繋がりもないのに。
『行き止まりの世界に生まれて』の記事で少し触れていますが、私はスケーターやその背景に惹かれるんです。同じような意味でヒップホップカルチャーにも関心があります。両方とも積極的に調べたり追ったりしているわけではないのですが、目についたものは観たり聴いたりしたいと思っています。
『七人樂隊』(10月7日公開予定)
ジョニー・トーのプロデュースのもと、香港で活躍する7人の監督が1950年代から未来まで、さまざまな年代の香港をつづった7作で構成されたオムニバス。香港が主役の作品と言えるでしょう。街が主役の映画って好きです。
上映館は限られていますが、今後全国で順次公開予定とのこと。
『千夜、一夜』(10月7日公開予定)
ドキュメンタリー出身の監督が「失踪者リスト」に発想を得て、8年かけて作った作品、とのこと。
シリアスでしんどい内容なのかなと思いますが、離島の風景や田中裕子さんと尾野真千子さんの組み合わせが気になります。失踪者に安藤政信さん、というのも。
『スモール・カントリー』(10月28日公開予定)
アフリカのブルンジ出身のラッパーガエル・ファイユの自伝的小説が原作。Kino cinema主催のキノフェスで一週間限定の上映ということで、場所も期間も限られているので、観に行けないかもなあという前提なのですが、気になる作品です(このフェスの他の作品もおもしろそうですね)ブルンジについて何も知らないので観たいなあ…
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以上、今月は5本です。
相変わらず見落としありそうですが、その場合は追って記事にします。
それではみなさま、良いご鑑賞を。