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あと84日:新しい文字との対峙

秋で一番好きな香りは金木犀なのに、山の上にはありません。
誰か私の大学の周りに金木犀を植えてください。

こんにちは。84日後にスリランカに行く大学生、そらです。
今日は新しい言語を学ぶ時の最初にして最大のハードル、文字と対峙していきたいと思います。


スリランカってどんな言語?

まずスリランカの言語について調べてみます。

シンハラ語とタミル語の分布

スリランカで使われる言語は主に3つ。
・シンハラ語
・タミル語
・英語
主にシンハラ語とタミル語で日常生活を送り、教育等は英語で行われるといいます。(シンハラ・タミル語の教育もあります)

上の図は宗教とシンハラ語・タミル語・その他の言語の分布を示したものです。
主に紫がシンハラ語、黄色がタミル語の地域です。
これをみると、地域によって異なる言語を話しており、シンハラ語とタミル語のバイリンガルは少ないことが分かります。

では母語が異なるスリランカ人同士は何語で会話するのか。
英語です。スリランカの共通言語は英語なんです!!!
国の共通言語が英語だと、スリランカの英語にしかない表現とかもありそうですよね。

疑問ポイント
・英語教育がここまで進んでいる理由
・英語教育が施される前は共通言語は何語だったの?まずまず同じ国という意識を持っていたのか?
・宗教によって言語使用が違うのはなぜ?
・シンハラ語speaker地域のなかに浮かんでいるタミル語speaker地域。なぜ?

これらの点についてはまた今度、深く調べてみようと思います。


いよいよ文字と初対面


私が行くコロンボはシンハラ語を使っていて、なんとシンハラ文字という独自の文字があるんですね。
さぁどんな文字なのか。

いざ、図書館で借りた入門書を開いてみると
…全部アットマークじゃないこれ?(失礼)
と言いたくなるような丸み。そして私の知っている文字たちからはかけ離れた構成。
ハングルと同じようなもんだと聞いていたので、想像以上に強敵なことが判明しました。わくわくしちゃいますね。

ちなみに本によると、昔は加工した葉に鉄筆で刻字しインクをかける、という方法で文字を残していたため直線を書くのが難しく、丸みを帯びた文字になったそう。

ぱっと見たとき、見たことあるような文字だなぁと考えていたら、ミャンマー人の友達が見せてくれたスマホのキーボードでした。
もしかしてあのキーボードも少し理解できるようになったりして…

早速シンハラ語のキーボードを入れてみたんですけど、バレンのようなマークがとても謎です。
wikipediaによると昔「。」と同じように終止符として使われていたけれど、今ではSNSやブログで使われるくらいということです。
実際の使い方が気になるので、こんどシンハラ語でSNSを覗いてみようと思います。

それでは、代表して3文字の第一印象を紹介します。
ණ:  イモムシみたい
ඬ :  丸まってるコブラみたい
ඥ :  私が小さいときに怪物だと思ってた絨毯の柄に似てる
この印象を思い出せなくなるくらい、文字の勉強頑張りたいですね

それから、シンハラ文字を解明していく中で2つ推理しました
・කෙ(ke)とකේ(kē)、කො(ko)とකෝ(kō)では音を伸ばすときにක්(k)と同じ部分が使われる。伸ばしたいときはこの旗のような文字を使うのかも
・කෙ (ke)とකේ(kē)とකො(ko)とකෝ(kō)は同じෙが使われているので、e,ē,o,ōは似た母音として分類されているのかも
これがほかの文字にも適応されたらうれしいんですけどそんな単純ではなさそう、、、
やりがいがありますね。


ということで、今日は新しい文字:シンハラ文字の第一歩を記録しました。
ご覧いただきありがとうございます。
84日後の私をお楽しみに。

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