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どうでもいいこと、なんでもないこと

どうでもいいことや
なんでもないこと。

そういうことを話したり
共有できたりする人がいてくれる、
というのは幸せなことなのだと思う。

どうでもいいことや
なんでもないことの中にある豊かさ。

本当は、どうでもいいことなんてない。
なんでもないようなことなんてない。
全部大切なことなんだと気づく。

玉子焼きがきれいに焼けたとか、
一度も赤信号に引っ掛からなかったとか、
夕焼けがきれいとか、
お釣りがゾロ目だったとか。

ちょっとしたことだけれど、
気づかずにスルーしてしまいそうなこともあるけれど、
なんかうれしいこととか、
誰かに話したくなることとか。

そんなことで笑ったり
盛り上がったりできるのも
あたたかいことなのだと思う。

ほっこりとする、
そういう陽だまりにいるような時間が
忙しない毎日や
がんばらなきゃいけないような日常を
やわらかくしてくれる。

冷たくなりそうな心を
溶かしてくれる。

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