<フジロック’22>私のおすすめアーティスト
明日7月29日からフジロックがはじまりますね!パンデミックが始まって依頼国内アーティストのみで開催を行ってきた同フェスですが、今年は3年ぶりに海外アーティストが多数参戦します。毎年恒例のYouTubeの公式チャンネルでライブ配信が行われるとのことで、新潟まで行けない人もかなりのアーティストを観ることができそうです。そこで、今回はYouTubeでステージが配信されるアーティストの中から私がおすすめする5組を紹介していきます。
No Buses(29日正午 ch2)
まずは日本のバンドNo Busesから。かねてよりインディー・ロック好きから支持を集めて来ましたが、年々サウンドが良くなってきています。Vo & Gtの近藤大彗氏はCwondoという名義でソロ・プロジェクトも並行してすすめており、最近のエレクトロニカ寄りの作品やDTMの手法がNo Busesにどのような影響を与えてくるかも楽しみです。個人的には3年くらい前から知人のすすめで知っていましたが、インディー・ロックを聴くようになってますます良さがわかったバンドです。
Night Tenpo (29日午後4時 ch2)
つづいてはFuture Funkの生みの親、韓国のDJ/プロデューサーNight Tempoです。近年の国際的なシティポップブームはまさにこのPlastic Loveのリエディットから始まったと言っても過言ではありません。昭和歌謡を多数アレンジする他、昨年は初音ミクを用いたオリジナル曲もリリースしています。80年代リバイバルがJ-Popシーンにも波及した2020年頃には日本でもよくかかっていましたが、コロナにより長らく来日できていなかったため、今回は待望の来日公演です。
Dinasour Jr. (30日午後8時 ch2)
今回のフジロックはDinasou Jr.もやってきます。80年代に結成し後のオルタナにはもちろんNUMBER GIRL、Bloodthirsty Butchersといった日本のバンドシーンにも大きな影響を与えた偉大なバンド。何よりも爆音でかき鳴らすジャズマスターサウンドがオルタナ好きのギターキッズにはたまりません。私も会場で観たかった……!
Say Sue Me (30日午後2時 ch3)
こちらは韓国・釜山のバンドSay Sue Me。どことなくサーフらしさも感じる爽やかなインディー・ロックです。5月には名曲Old Townを収録したアルバム「Where We Are Together」から実に4年ぶりとなる3rdアルバムをリリースしています。フジロックでも新曲が聴けるのでしょうか……?
追記:メンバーコロナ陽性で出演できませんでしたね……お大事に……。12月に来日公演があるそうなのでそちらもぜひ。
Elephant Gym(31日午後2時10分 ch2)
最後は台湾のマスロックバンド、Elephant Gymです。テレキャスターのアルペジオやベースのタッピングを多用したテクニカルで音数の多いバンドですが、透明感あるサウンドは流れるように心地よく決して煩くありません。技術を要するマスロックをさらっとクールに弾きこなす演奏力は楽器経験者の憧れです。
洋楽離れやコロナでアーティストの来日が減っていた中、今年のフジロックは新しい海外アーティストを知ることができるいい機会になりそうです。私は3日とも予定があり、紹介したアーティストすら全部は観られなさそうですが……。どうやら見逃した人のために再放送の予定もあるようなので、まずは気になるアーティストがいるかスケジュールをチェックしてみてはいかがでしょうか!
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