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コンタクト・インプロヴィゼーションのすすめ

またまた前回の続き。
前回はリードとフォロー、そしてそれを鍛えるには身体の仕組みを知る必要があるとお伝えしました。

今回は、身体の仕組みを知る為の練習方法をお伝えします。

色んな練習方法があるのですが、一番手っ取り早いのがコンタクト・インプロヴィゼーションを体験してみることです。

コンタクト・インプロヴィゼーション

このなが~いネーミングのコンタクト・インプロビゼーションとはなんでしょう?

コンタクトは、そのままコンタクト。接点、触れることを意味します。

インプロヴィゼーションは即興を意味します。

つまりは、コンタクトを起点にした即興で踊る為のスキルを表します。

コンテンポラリーダンスで必要とされる主要なスキルの一つです。
ダンスの種類ではありません。

このコンタクト・インプロヴィゼーション。

海外では流行ったらしく、知ってる方も多いです。
しかし、日本では流行らずまだまだ知ってる方は少ないのではないでしょうか。

ぼくはメインでZoukダンスをやっているのですが、コンタクト・インプロヴィゼーションのレッスンにも通っています。

これを体験し、練習してみることで力の使い方、伝え方がよく分かるようになりリードとフォローのスキルアップにもつながりました!

どんなことをするの?

コンタクト・インプロヴィゼーションでは、身体と身体とのコンタクトを大事にしています。

コンタクトする相手は身体に限らず、地面、壁なんかのあらゆる環境、モノも含みます。

なので、1人で踊ることもあれば、2人以上の複数人で踊ることもあります。

ペアダンスでは、主に男性がリード、女性がフォローの役割を担当するのですが、コンタクト・インプロヴィゼーションでは、そういったルールはありません。

男性がフォローしたり、女性がリードしたり。

曲の途中でリードとフォローが入れ替わったり。

ほんと自由です!

だからリードとフォローのどちらも学べる良い練習になるんですね。

音楽ではなく、コンタクトで踊る

ダンスといったら曲に合わせてステップを踏み踊るというのが一般的なイメージです。

でもコンタクト・インプロヴィゼーションでは曲よりも、コンタクトを起点、刺激にして踊ります。

自分と相手のコンタクトしている位置はどこなのかな?

位置をちょっとずらしてみよう。

コンタクトしているポイントを大きくしてみたり小さくしてみたり。

頭でコンタクトしてみたらどうなるだろう?

そんなことを考えながら踊ります。

コンタクトだけに意識していると不思議と即興、アドリブで踊れていることに気付きます。

今回はここまで。
一回じゃお伝えしきれなかったので次回また詳しくお伝えします。

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