フランソア喫茶室で名画と珈琲を楽しむ
前回に引き続き、今回も京都にあるレトロ喫茶を巡ります。
今回向かうのは、木屋町にある三大レトロ喫茶の1つ「フランソア喫茶室」。
名前からして優雅でオシャレです。
フランソア喫茶室は、1934年9月に開業した歴史ある喫茶店。
国の有形文化財にも指定されています。
何度も前は通ってはいたものの、いつも満席で入ったことがありません。
今度こそはと平日の昼頃を狙い、店の前までやってきました。
西洋風の外灯が入り口の扉を照らしています。
窓には、ステンドグラス。
何度見ても「ここ京都だっけ?」と思わせる美しい外観です。
美しいのは、外観だけではありません。
店内に一歩足を踏み入れ驚きました。
レオナルド・ダヴインチの「モナリザ」
フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」
名画が並び、まるで美術館のよう。
外から差し込む光がステンドグラスを通して店内を彩ります。
ふと見上げた目に飛び込んだのは、ドーム状の白い天井。
豪華客船の船内をイメージして作られたのだそうです。
まさに豪華客船で航海しているような空間で気分が盛り上がります。
店内は、すでにお客さんで一杯でしたが、何とか待たずに座れました。
しばらく名画や内装に見とれたあと、メニューを手に取りました。
注文したのは、珈琲とレアチーズケーキのセット。
レアチーズケーキはフランソアの名物です。
レアチーズケーキには、ブルーベリーソースが添えられています。
見た目も上品で美しい。
ほどよい甘みとブルーベリーソースの酸味が相性良くぴったりです。
珈琲は味わい深く歴史を感じさせます。
泡立てたフレッシュクリーム入りの珈琲も評判が良く人気があるとのこと。
普段はブラックコーヒーをよく飲みますが、次回は注文したいです。
珈琲を飲みながら絵画を眺めていると、あまりの居心地の良さに時間を忘れてしまいそうになりました。
珈琲を飲み終わり外に目を向けると、そこには数名の人影。
すでに行列ができていました。
初めて訪れましたが、行列ができるだけのことはあるなぁと納得。
京都の街並みを目にして、ようやく現実に引き戻されました。
非日常だけど落ち着く空間。
また訪れたいです。
■店名
フランソア喫茶室
■アクセス
京都市下京区西木屋町通四条下ル船頭町184
■営業時間
10:00〜22:00
■公式URL
https://francois1934.com/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?