京大猫サークルの見学
京都大学にある猫サークル。
Cat-ch(キャットチャンネル)の活動を見学しに行ってきました。
活動内容は、京都大学の吉田キャンパス内に住む猫たちのお世話。
「人と猫が共に生きる環境づくり」を目的としています。
これまで猫サークルについては、note でも記事を2つ書きました。
ただ実際に京都大学に住む猫たちを見たことはありません。
今回、実際に活動している様子を見学させて頂けるということで早速京都大学へ。
京都大学のシンボル、クスノキ前で待ち合わせ。
もうすっかり日が暮れ、辺りは真っ暗です。
メンバーの方が集まり、エサやり場へと歩き出しました。
時刻は18時。
毎日決まった時間にエサを与えているようです。
「どこに猫が住んでるんだろう?」
学園祭のとき、キャンパス内をウロウロ歩き回りました。
でも猫たちの姿はどこにもありませんでした。
しばらくメンバーの後をついて歩いていると、数匹の猫がじゃれあっているのを発見!
エサやり場に到着です。
暗すぎてよく分からないですね…(笑)
早速エサをあげるのかと思いきや、誰の手にもエサはありません。
さらに数分待っていると、、、
自転車に乗ったおばちゃんが現れました。
自転車の前カゴには大量のキャットフード。
おばちゃんはサークルのメンバーではなく、京都大学の近くに住む一般の方です。
猫のエサを購入し、毎日、京都大学まで運んでくださっているとのことでした。
全部で21匹いる猫たちのエサ。
エサ代だけで結構な金額になりそうですね。
ご近所の方々の協力なくては成り立たない活動です。
おばちゃんからエサを受け取り、一匹分ずつ別々の容器に分けていきます。
猫によって、エサの種類や量が決まっているようです。
つまみ食いしようとする猫のソックス。
(白い4本足が特徴です)
エサの準備ができました。
メンバーの方は暗闇の中でも猫たちを見極め、その猫に適したエサを与えていきます。
猫たちは、キャンパス内の一カ所に集まっているわけではありません。
数匹ずついろんな場所に住んでいます。
なので、エサやりもあっちこっちに移動しながら行います。
道路を渡り、別のキャンパスへも移動。
「この猫は風邪をひいてるんです」
中には体調が良くない猫も。
そんな猫の為にダンボールで家が作られていました。
猫たちの体調もしっかり管理されているようです。
エサを配り終えた後は、エサの容器を回収。
(回収に向かうところで見学は終了しました)
以上が1日の活動です。
これを雨の日も休みの日も毎日続けます。
結構大変な作業ですね。。
活動を見学してみて、可愛らしい猫に癒されるだけでなく、いろいろと考えさせられました。
「猫の飼育をしているわけではありません、
人と猫の共生を目的とした環境づくりをしています」
というメンバーの言葉が印象に残っています。
猫好きな人、苦手な人、そして猫にとっても幸せな環境がつくられているように見えました。
今後も猫サークルの活動を支援し、見守っていきたいです。
~追記~
サークルの部長から猫のお写真を頂きました。
エサやりの様子です。
~追記終わり~
京都大学ネコサークル - 京大ねこサークル Cat-Ch
https://cat-ch.jimdo.com/