神社の酵母を使用「CIDRE RonRon」Prototype(プロトタイプ)庭酵母、2023年11月リリース
2023年11月24日リリースする、限定生産のあたらしいシードルです。
【限定生産】CIDRE RonRonプロトタイプ 庭酵母について
シードルロンロンは、セミスイートとドライという2種類を軸として、『酒蔵であるわたしたちだからこそできるシードル』をテーマに2020年のリリース以来さまざまな挑戦をしています。第一回目のプロトタイプ(試作ライン)は、2021年に「きょうかい酵母清酒用1801号」「無濾過」「高アルコール」「アメリカンホワイトオーク」の4種類をリリースしました。
今回お届けするのは、地元の庭田神社から採取した野生酵母「庭酵母」のシードルです。ロンロンが目指す”酒蔵だからこそできるシードル”ーーの次のステップ、酒づくりの長い歴史を持つ土地にある弊社だから叶えられた地元神社の野生酵母を使用したシードルです。
兵庫県宍粟市にある庭田神社は「こうじから日本酒をつくった」と文献に記載がある最古の場所です。山々に囲まれた稲作文化が盛んな土地で、周囲には弊社が契約する兵庫夢錦という酒米の田んぼもあります。揖保川や千種川など美しい清流もあります。
境内から採取した「庭酵母」で作り、庭田神社でご祈祷いただきました。
<推奨小売価格> 720ml:1,600円(税抜) 360ml:900円(税抜)
播磨国風土記と庭田神社
播磨国風土記は、713~15年に成立したとされています。播磨国風土記の宍禾郡庭音村の由来に「大神の御乾飯が濡れてカビが生えたので、酒を醸させ、庭酒として献上させ、酒宴をした」との記述があり、これがカビを用いた酒、すなわち麹菌を用いる日本酒についての最古の記述であると言われています。そこで、庭音村(現:宍粟市庭田神社)より、酒造用麹菌と酵母を分離し、これを用いた酒を記念酒「庭酒」とすることとしました。弊社「播州一献」でも庭酒を製造販売しています。この”播州でしかできない酵母”に着目しました。
庭酵母の味わい
世田谷区のレストランオーナー様にご試飲いただき、「まるでナチュールのペティアンや、フランスのロワール地方のシュナン・ブランのよう。ワイン好きのオトナにも受け入れられそうな一段上の味わい」と評価をいただいた逸品です。
青リンゴのような爽やかな香り
きめ細かな泡
甘くない。酸味と甘みのバランスがよくライトな飲み口
熟成の可能性を感じる、ガスが抜けてもおいしい味わい
りんごジュースの上澄みのような、なめらかでシルキーな舌触り
すこし酸化した翌日がよりおいしくなるかも?!
購入できる店舗について(11月24日頃から販売スタート)
※発売時期等に関しては、各店舗に直接お問い合わせください。
【店舗販売】
●播州一献ストア
●セブンイレブン津田沼
●岡山・倉敷の酒屋『ワインと地酒 武田』
●阪神梅田本店 コミュニティスペースイベント(12/6(水)~12/12(火)のイベント時)
その他 随時更新予定
【インターネット販売】
●山陽盃酒造オンラインショップ
●金二商事オンラインショップ(セブンイレブン津田沼)
シードルロンロン プロトタイプとは?
プロトタイプ~未来に繋がる“シードルの可能性”にチャレンジ
「シードルロンロン」セミスイートとドライ商品は、試行錯誤の末に完成し、2020年12月のリリース以来、多くの人の心を潤しています。さらなるシードルの楽しさを伝えたい…という想いから、次のステップへいく開発のため誕生したのが今回の「プロトタイプ」です。
初回の2021年はシードルの可能性を広げる試みに、幾つもチャレンジしました。飲み比べしたい全4種類の異なる味わい。今回2023年は、日本酒に縁の深い地元ならではのシードル。庭田神社の酵母でチャレンジしました。
さまざまなチャレンジをしていく中で良いものは定番化する可能性も。たとえば「庭酵母+無濾過」など複数のアイデアが1つの商品になっていく可能性もあります。
現在発売中のシードルロンロン ラインナップ
▼定番シードルロンロン「セミスイート」「ドライ」
▼冬季限定「ロンロン ドゥミセック アーティストラベル」
▼限定生産から定番に昇格!
アルコール2%のやさしいシードル「ロンロン ライト」
▼シードルロンロン ブランド全体の説明
これからもひょうごシードルロンロンを、よろしくお願いいたします!
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