初めてファンレターを書いた話

初めてファンレターを書きました。

ポストに投函するちゃんとした手紙を書くなんて小学生ぶり。

その頃から持っているレターセットを引っ張り出して、「こんなの持ってたなー」としみじみしつつ、切手も用意し、スマホのメモに下書きをし何日もかけて推敲を重ねました。

読みやすい文章量にまとめることに苦労しましたが、清書したらぴったり便箋2枚分。

ぴったり、気持ちいい。


そもそも何でファンレターを書いてみようと思ったかというと、理由は大きく分けて2つ。

まず、毎週楽しみにしているラジオで熱量たっぷり言語化めちゃ上手な手書きの手紙が紹介されていて、「私はその人のように上手に言語化をして思いを伝えることはできないけど、私なりに書いてみれば、どうしても伝えたいところくらいは伝えることができるのではないか、下手くそでも思いは伝えなきゃ!」と思ったから。

そしてもう1つは、以前、アーティストの楽曲投稿企画に参加していた方が「総投稿曲数の数字になりたい」と言っていて、それにとても感動したから。

数字になりたい」ってかっこいい。

自分も盛り上がりの中の一部になる感じ。

盛り上がっている、という空気を作ることに協力できている感じ。

採用はされなくても、悔しさ以外にそんなふうに思える感性を私も持ちたい。

だから、ラジオにメールを送ってみて採用されなくても、たとえファンレターを送ってみて本人に読まれなくてもやってみる価値はある。その人の周りに渦巻く、ファンの熱の一部にはなれる

そう思ったから、今回書いてみました。

しかし大方伝えたいことは、紹介されていた手紙を書いた方が激しく同意できる文章で代弁してくれていたので、私は自分語りを絡めて、影響を受けたことや私目線でのラジオの感想などを書きました。


推敲をし、なるべく修正テープを使わないようにしたいと思いながら、ボールペンで清書。

自分の字が読みやすい字だという自信はありませんが、長めの文章を書き終わったときは、いつも気持ちよさと達成感で「この字、なんか味があっていいな」となったり、筆圧で凹凸ができたところを紙の裏側からなぞっちゃうくせがあります。

下手な字ながら書き終わり、封筒に入れて切手を貼り、ひとまずは本人の手元に無事に届くことを祈りながら投函。

気がかり&不安要素は、宛先が郵便局留なのでちゃんと受け取ってくれるかどうか。

しごできマネージャーがいるので大丈夫だとは思うけど、やっぱり不安です。

せめて返送されないでくれ~


相手のことを考えて文章を考える時間、字を間違えてやむなく修正テープを使わざるを得なくなってしまった瞬間のちょっとした絶望、便箋2枚にきっちり収まったときの気持ちよさ。

言葉遣い・表現・構成をもうちょっと考えて変えたほうがよかったかなという気持ちもありますが、もろもろ全て含めて手紙を書くことは尊い行為

年賀状以外に手紙を書くなんて久しぶりだったので、忘れていた気持ちを思い出すいいきっかけになりました。


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