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のんだにの森(広葉樹を活用した森づくり/ひろしまの森づくり特認事業)満喫ツアー

広島県のこの事業は、「地域の象徴的森林などを地域住民などが継続的に保全する活動を複数年支援」というもので、3年計画中の2年経った事業の報告の場として企画しました。
林業舎雨と森×西中国山地自然史研究会での森づくりの現地見学。
グリーンウッドワークの時間は、ひろしま自然学校が担当。
予想外の寒さに凍えましたが、笑顔あふれる時間にもなりました。
3年目となる来年度は、この森を散策してもらうべくもう少し整備が進みます。
コンセプトを伝えるような報告会も企画したいね、という話もでました。

40年前くらいに伐ってあるこの森。
誰のためのどんな森にしたいか、と計画の段階でミーティングを重ねながら話し合ってきました。
高木はほぼ伐採、亜高木・中低木・低木は花や紅葉が楽しめるように残す樹種を選ぼう。
単一樹種ではなく、多様な樹種を残そう。
野鳥の専門家は、エサとなる実がなる木、巣穴として利用する枯れ木も残したい。林業の視点では、木材として利用できる木がどれくらいあり、コストがどのくらいかかるかも知りたい。
森に親しむ人を増やしたいなら、どんな道をつけようか?
今後管理していくのに、必要なことは?

雨と森のお二人、野鳥の専門家に語ってもらいながら、1時間ほど散策。

そのあとには、参加者のこどもたちにきってもらったクロモジ、リョウブ、コナラを削り馬を使って大きめの鉛筆にしました。
クロモジのいい香りが漂ってきたり、親子で仲良く手を動かしたり、集中して枝を削ったりとそれぞれのスタイルで楽しんでいただきました。

森にはたくさんの資源があり、私たちの暮らしに寄り添ってくれます。
のんだにの森も、芸北らしい森でありながら、楽しみや憩いの場所になるように、整備や活用を進めていきたいと思います。

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