バリューグラフ#09 テレビのリモコン
2023年からの新たな取り組みとして、私の好きなバリューグラフを、毎週1個つくってみたいと思います。
今回は一人で作成しますが、本当は複数人で作ったほうが良いものができます。
バリューグラフについては下記を参照してください。
今回作成したバリューグラフはこちら。
以下に、バリューグラフを見ながら、つらつらと思ったことを書いていきます。
今回はテレビのリモコンがテーマです。最近のテレビのリモコンには、VODのボタンがついていたり、テレビというよりインターネットの入り口になっている感じがします。
テレビという媒体を使う以上、入手できるものは映像や音声など。ニュースなどはテキストとしても入手できますが、いずれもその場での視聴のみで保存するものではありません。その時点で入手できる映像やテキストを入手する、そのための端末がリモコンです。
ここまでは普通の話。では、そもそもなんでリモコンが生まれたのでしょうか?昔のテレビは本体に電源ボタンやチャンネル切り替え器がついていて、テレビの前まで行って操作していました。これを、座った位置から動かずに操作するもの。それがリモコンです。
豪邸に住んでいる人はともかく、一般家庭では、テレビと座る位置の距離はそんなに離れていません。多くは3m以内ではないでしょうか?これくらいの距離の移動を省略するためのものがリモコンです。
スマートスピーカーで、音声で家電の操作ができるようになってきました。テレビのリモコンもそうなるのでしょうか?
テレビの場合、ザッピングが音声だと難しそう。いろいろなチャンネルを切り替えるのは、音声だと手間ですよね。なので、なんらかの手での操作はできるほうがいいかも。ただ、リモコンという専用の機械の必要はなく、スマホに統合されてしまうかもしれません。
そう考えると、テレビはあくまで大きなディスプレイとしての役割となり、手元の入力端末が主体になってくるかも。今ならスマホですが、何らかの人の操作を受け付ける端末+大きなディスプレイという組み合わせで、テレビもアプリとして提供されていくのかもしれません。その時代にはリモコンは不要になるかもしれませんね。
テレビのリモコンに絞った今回のバリューグラフは少し難しかったです。テレビのリモコンそのもので価値を出していく可能性は、ちょっと一人での検討では見出せませんでした。まあこんな時もあります。
ただ、入力端末としては何かは残り続けると思うので、テレビに限らす、万マシンインターフェースとしての進化をかんがえてみてもおもしろいかもしれません。
いかがでしたでしょうか?
他にも、作って欲しいバリューグラフのリクエストがあれば、ぜひコメント下さい!
※バリューグラフを使った、さらなるアイデア発想については下記を参照ください。