![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99966687/rectangle_large_type_2_b25b5f7eb9bf85af6f7febd3b858c9c6.png?width=1200)
バリューグラフ#14 ウェアラブルデバイス
私の好きなバリューグラフを、毎週1個つくっています。
バリューグラフについては下記を参照してください。
今回作成したバリューグラフはこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1678481855371-t0KVYsMQ67.png?width=1200)
以下に、バリューグラフを見ながら、つらつらと思ったことを書いていきます。
今回のテーマはウェアラブルデバイス。スマートウォッチを思い浮かべながら作りました。
スマホはかなり普及しましたが、ウェアラブルデバイスはまだスマホほどの普及には至っていません。持っている人は、何らかの目的があると思います。最も多いと思うのが健康目的。歩数計のついた時計のようなものですね。そこに、心拍などの情報も計測できるようになったもの。
まだ誰もがもっているとは言えないデバイス。それを購入する人の中には、新しいということに価値を感じる人もいます。明確な目的がなくても、新しいというだけで購入する人。ポジティブに、自慢したいというパターンと、後れを取りたくないという後ろ向きなパターンの両方があると思います。
ポジティブな理由もネガティブな理由も、自分のコミュニティの中でのポジショニングを気にするという理由につながります。周りがまだ持っていない/周りが皆持っている。どちらのパターンもあり得ますよね。
やっぱり人は、周りのとの関係を気にするもの。インフルエンサーが重要になるのもこれが原因。自分だけの価値観でものごとを決めるより、周囲に従っていたほうが楽。だから周囲に合わせる。もしくは、これから周囲が変わっていく前に自分がそれをキャッチして先陣を切る。周囲と同化するのが早いか遅いかだけの違いで、結局は周囲と一緒の状態が心地よいんですよね。
ウェアラブルデバイスでチームでの活動ができるのも、もしかしたらそのあたりを狙っているのかも。他の人とつながることが価値で、そのためのきっかけの一つがウェアラブルデバイス。そうなると、ウェアラブルデバイスでつながっているグループは、ある程度同じ価値観を持つ塊なので、他の製品も同様に広げていけるのかも。マーケティングツールになっていくのかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか?ハードウェアの話のつもりが、そのつながりから今後のマーケティングの在り方を考えるきっかけになってしまいました。バリューグラフを見ながら考えを発散させるときには、こんな感じで自由に発想すると、思いがけない気づきが得られるかもしれません。
他にも、作って欲しいバリューグラフのリクエストがあれば、ぜひコメント下さい!
※バリューグラフを使った、さらなるアイデア発想については下記を参照ください。