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図解38:コアビリーフとダイエット


自分が信じているダイエット情報が
思い込みになっていませんか。

あなたの心の真ん中にある信念と思っているものは、
真実でない場合もあります。

思い込みを手放して、
ストレスのない食生活を楽しみ、
適正体重になっていきましょう。

1コアビリーフの正体

コアビリーフとは自分の中にある確たる信念。自覚・無自覚に持っているもの。思い込みも含まれます。強い信念のことです。コアビリーフがどこから来るのかというと、それは他人からくるのです。自分の身の回りの人。家族、友達、仕事仲間から聞いた話をうのみにしないようにしましょう。そして、テレビ・雑誌・本・ネットのダイエット情報を捨てることを始めてみましょう。

食事管理と体重測定をしていて、たまたま、何かがあてはまると、思い込みになる場合があります。

「夜にカレーライスを食べると太る。お好み焼きは太る。炭水化物は太る。油っぽいものは太る。甘いものは太る。パンは太る。夜に食べると太る。フルーツは太る。お鍋は太る」
と思い込んでいる人もいます。

「カレーは痩せる。炭水化物を食べたほうが痩せる。パンよりご飯を食べたほうが痩せる。オリーブオイルは痩せる。夜にしっかり食べたほうが痩せる。フルーツを朝に食べたら痩せる。お鍋は痩せる。肉と野菜を食べれば痩せる」
と思い込んでいる人もいます。

実際のところはどうなのでしょうか。誰にもわかりません。その人自身の活動や、そのほかに食べたもの、水分、いろんなことが絡み合ってきます。人間の体の仕組みは、もっともっと複雑なのです。

食べ過ぎが続いたり、運動不足が続けば、それがその人の生活習慣となり、太っていくでしょう。生活習慣を、良いものに変えることで、自分にとっての適正体重になっていきます。

食べ物と体重の増減の関係に、固執するのはやめましょう。減量したい気持ちが強いと、情報で食べるようになってしまいます。もっと自分を信じてもいいのです。自分の体の中から湧き起ってくる空腹感を信じるのです。そのときに、食べたいと思うものを食べれるようにしていきましょう。

メディアの情報を捨てる
自分のまわりの人たちからの情報を捨てる
思い込みから自由になる

2直感的に食べよう

私たちは自覚・無自覚に情報でモノを食べていることが多いです。「カロリーをとりすぎないようにする。栄養バランスを整える」すべて、外からの情報があなたの頭の中にこびりついて、コアビリーフになっているのです。

コアビリーフが真実ではないということを見ていきましょう。自分の思い込みに気づくことが大切です。食べる事と生きる事、心と体はつながっています。

まずは直感的に食事をすることで、ダイエット・減量・健康に関する情報と自分の思い込みを手放していきましょう。直感的に食べるとは、自分の体の声を聞いて食べるということです。

お腹が空いたらいつでも食べていい
食べたいものをなんでも食べていい
食べ過ぎないことは重要
バランスは一か月で整えればいい

3瞑想的に歩こう

瞑想がお勧めですが、なかなかハードルが高いかもしれません。普段の生活の中で歩くということは、必ずあります。その歩く行為を瞑想的散歩にしてみましょう。

いつも急いで歩いていますか?

エクササイズと思って足早に歩いていますか?

ほんの数分だけ、ゆっくりと歩いてみましょう。呼吸をゆっくりしながら、自分のまわりのこと、自分自身のことを考えながら、「今、ここ」を意識して歩きます。自分自身とつながる時間です。

一日に一回必ず作るようにしましょう。何も考えなくていいのです。呼吸に集中するだけです。雑念が浮かんだら、また呼吸に集中します。外では他の人々があわただしく動いていますから、事故やケガには気を付けてくださいね。

「今ここ」を感じる
ゆっくり歩く
呼吸に集中する
自分自身に戻る

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