大熊子熊の星座の話
こちらを基礎練習として、オーバーラッピングしました。
この中の一つの、気になる話をシェアしたいと思います。
ギリシャ神話
The big bear and the little bear
大熊と子熊の星座のお話です。
神ゼウスは妻ヘラと空に住んでいました。ゼウスの弱点は美しい娘が好き。若いガールフレンドがたくさんいました。そして、カリストと出会い、秘密で子供を持ち、時々、大地で会っていました。
頻繁に、1人で大地に行くので、不信感から妻のヘラがゼウスを追いかけます。カリストとデート中、ヘラが向かって歩いてくる姿を見たゼウスは、ヘラを恐れて、カリストを熊に変えてしまいます。ヘラが帰ったら、すぐに、元に戻すと、カリストに約束して。ヘラはそれを見透かし、空に早く帰りましょうと促す。熊になったカリストを置き去りにして、ゼウスは空へ戻ります。
そこへ、ゼウスとカリストの息子アーカスが来ます。アーカスが矢を大熊に放つ。ハートに刺さった矢で、大熊はカリストに戻り、アーカスは母を殺してしまったと嘆きます。その声は、空に響き渡りました。それをヘラに、知られることを恐れたゼウスは、2人を大熊子熊にして、北の空に浮かべました。
というようなお話。
どんだけ、ヘラが怖いのさ〜的な。ひどいわ、ゼウス!自分の保身のために、カリストとアーカスをなんでもないモノのように扱うって、ひど〜い!
大筋は、同じだが、ヘラが、カリストを熊に変えたとか?
かわいそうに思って、せめてもの償いに、ゼウスが親子を熊に変えて星空で永遠にしたとか、説は色々あるけれど。
ゼウスは、ジーウスに近いです。zなのでジーではないけど、ゼウスよりはジーウスに近い。有名な名前とか、地名とか、結構、カタカナが邪魔になって、リスニング、英語の綴りなど、ピンとこない時があるので、このような物語を通して、ちょっとずつ覚えていくのもいいですよね。
もし、英語学習者なら。
昔、準1級の試験のリスニングで、健康的な食べ物系の話題で「ウェイ」がなんとかかんとかとありました。あとでチェックしたら、ヨーグルトのホエイwheyのことでした。音は、カタカナでは表せませんが、ホエイではなく、ウェイに聞こえます。
文脈でだいたいわかりますから、発音発音と細かくやらなくてもいいとは思うけれど、英語学習者なら、ある程度は、知っておかないといけませんねー。
Enjoy Simple Englishは良い教材ですね。シンプルにわかりやすく文にまとめてあります。
この本は、ラジオ講座の民話、童話、神話などをまとめた本で、楽しめました。
Enjoy Simple Englishは、どちらの本も素晴らしいのですが、音読練習をするなら、ショートストーリーの、日常的な出来事、会話をまとめた本も出ているので、そちらがおすすめです。