キャッツオフステージトーク@名古屋四季劇場
というわけで過去のオフステ記事である。ほぼ1年前のことなので需要があるかは分からないがとりあえずまとめた。拙い記憶であるがお付き合いいただければと思う。
ところで四季はどうして千秋楽直前のオフステについては公式に記事をアップしてくれないのか。アップしようよ、やったんだからさぁ。みんなも見たいと思うよ？
その日のキャストはこちら↓
オフステの出演者は下手から↓
カーバケッティ役 桒原駿さん（司会）
ガス、バストファージョーンズ役 藤田光之さん
ボンバルリーナ役 山崎遥香さん
ディミータ役 藤田真由美さん
タンブルブルータス役 佐野隼平さん
ジェミマ役 沙耶さん
下手から皆さんが口々に「こんにちは〜」と言いながらフワッと現れ、舞台上に置かれたイスになりそうなゴミたち（なんやイスになりそうなゴミて）に座っていく。司会の桒原さんからご挨拶があってオフステ開始。司会からの質問に、指名されたメンバーが答えていくスタイルで進行していく。
Ｑ.名古屋キャッツやってみてどう？
真由美「コロナ禍にデビューしたのでコロナ前の演出に戻ってたのがこのキャッツで。お客さんが近くて」
光之「近いよねー！パワーもらえるよね！」
真由美「はい！パワーを貰えます」
この時の受け答えに桒原さんが「そうだよね、ミストのとことかねーうんうん、パワーねー、もらえるよねー！」とすっごい相槌を挟んできて、真由美さんもそれに相槌で答えながら話すので相槌の応酬がすごかった。すごいといえば序盤は藤田光之さんを除く皆さんの緊張感もすごかった。逆に光之さんは何でそんなに緊張してないの？
佐野「キャッツに出るのは7、8年前の札幌ぶり。メイクも演出も色々変わったから新鮮に演じてます」
桒原「ですよね！全然違うもんね！」
桒原さんの元気な合いの手に「盛り上げるぜ！」という気迫を感じる。
Ｑ.名古屋オススメスポットは？
光之さん「名古屋飯が全部美味い！お隣三重県の津市出身なので馴染み深いしいろんなお店で色々食べた。お酒にも合う！」
桒原さん「味濃くてね！お酒にね！」
頷く光之さんと山崎さん。お二人は呑むのがお好きなのかな？
光之「でもこれ言うと名古屋の人に怒られちゃうかもだけど、天むすと味噌カツとひつまぶしは三重県津市の人が考案した食べ物なんです！」
ほー、と客席から感嘆の声。
桒原「じゃあみっちゃん（光之さん）が作ったようなものですね！」
暴論すぎてさすがに光之さんに笑われる桒原さん。
ここで「しゅん（桒原さんのこと）は何食べたの？」と共演者から質問が。
桒原「出不精で全然食べてないけど、今みっちゃんの話聞いて食べたくなったので今日はその3つを食べます！出かけるのはアレなんで宅配で食べる！」
山崎「なんで一晩で全部いこうとするの」
ごもっともな山崎さんからのツッコミ。
山崎「私は4年前にもパリアメ（正式タイトル：パリのアメリカ人）で名古屋に来てるんですが、東山動物園に行きました」
真由美「私も行きました！」
山崎「コアラがこんな感じで（木に抱きつく無表情のコアラの真似。隣で真由美さんも同じポーズ）可愛かった」
桒原「イケメンゴリラのシャバー二も？」
山崎「そう！シャバーニ！でも隅っこの方でなんか（ダルそうに壁にもたれて何かを食べている仕草）こんなしてて、他のゴリラがセンターでこう（ウホウホジェスチャー）目立ってて。シャバーニは端っこで（またなんかダル食事ジェスチャー）イケメンは違いましたね」
ゴリラとコアラのモノマネに真面目に表情をつけて演じる山崎さん。つくづく役者さんで笑ってしまう。
桒原「イケメンともなれば端っこでそんな感じでも視聴率取れるね！」
視聴率とは。
桒原「まゆちゃん（真由美さんのこと）も行ったの？」
真由美「はい、行きました」
山崎「自然がいっぱいで良かったです」
真由美さんの方を見て、ね？と微笑む山崎さんとニコニコ頷く真由美さん。ディミボンペアが仲良しで私が救われる。
沙耶「夏に出演者の都合のつく人だけでBBQして。みんなに聞いたら後輩が色々要望するからめっちゃ調べて、意見まとめて手ぶらで行っても大丈夫な大野海岸？てところのBBQ施設に行ったんだけど」
沙耶さん無茶苦茶いい先輩やん……。
沙耶「BBQだって言ってるのに男性陣が水鉄砲持ってきててわーわー遊んでビッショビショになって水鉄砲抱えながら肉食べてた。私たちしかいなくて貸切状態で。男性しか水鉄砲持ってなかったから、さのじゅん（佐野さんのこと）もいたよね？」
隣で腕組みをして、しみじみした顔で頷く佐野さん。
沙耶「男性陣が水鉄砲抱えながら肉食べてると使えないんですよ。だから貸してよー！って言ったりして。楽しかったです」
なんとしても水鉄砲使いたい沙耶さん面白い。
佐野「あれは青春だった……青春だった」
噛み締めるように呟く佐野さん。
沙耶「楽しかったね」
佐野「あれは、青春だった……」
よっぽど楽しかった模様。
っていうか毎日あれだけの舞台に立って休演日にBBQやれるその体力はどこから湧いてくるのか。
桒原「いいなー！水鉄砲買っていくんでまた千秋楽までに企画してください！」
寒いよ……と小さくざわめく地元のお客さんたち。それに桒原さん出不精だってさっき自分で言ってたじゃないか……来る？本当に参加する？
Ｑ.演じてる役の演技こだわりは？
光之「僕、何の役やってるかわかります？滑り出てみたり、祭りだわーい、って言ってみたり……」
桒原「みっちゃんはいろんな役やってますからね」
光之「バストファージョンズになったりガスからグロタイになったり。こだわりは…ない？企業秘密でもあるし」
客席からフフフ……と笑いが湧く。
光之さんは話上手というか、お喋り好きな人がリラックスして話している感じでとても聞きやすくて楽しい。
光之「でもひとつこだわりがあってぇ」
桒原「おっ！なんですか！？教えてください！」
食いつきのいい桒原さん。
光之「（ここにいる出演者さんたちは）ダンサーさんたち多いけど……」
そう言いながら「僕シンガーなんで」感を出し、徐に立ち上がる光之さん。そして腕を前後に大きく開くポーズをして、後ろ手の肩の部分を指差す。
光之「ここ！ここにこだわってます！今後舞台で藤田を見る時は後ろ手のここに注目してください！」
沸く客席。「えー！」「どこー？」「なんの時？」と口々に聞く共演者。
桒原「僕も見たいじゃないですか！舞台だと見れないから後で楽屋でやってくださいよ！」
今やってもらってよー！私たちも見たいよー！
山崎「真由美ちゃんと二人で、犯罪王のお話をするんですけど、ディミがシャープなので曲線美を意識しています」
そう言いながら顔を見合わせて微笑み合う山崎さんと真由美さん。幸せがここにある。
桒原「山崎さんの曲線美ね！みなさん虜になっちゃいますよねー！」
大きな声で滑舌よく曲線美をアピールする桒原さん。元気。
真由美「ディミータは大柄の強そうな人がやるイメージがあって……自分が小柄なので私なんかが、って思ってたけど」
桒原「イメージの違いは悩むよね」
光之「分かる！僕もこんな小柄な藤田がグロタイをするの……違和感がある……」
桒原「舞台だと大きく見えますけどね」
確かに何度か見てるけど光之さんが小柄だと思ったことはないなぁ。
と、そこで桒原さんがふと気付く。
桒原「あっ、藤田と藤田」
真由美「ダブル藤田で（笑）」
なにこの和やかかつ可愛い気づき。
真由美「でも小柄だからこそののシャープさだったり動きの俊敏さだったりは心がけています」
桒原「まゆちゃんは一緒に踊っていて、素早くて姿勢低い人いる！と思うと、まゆちゃんだ！ってなる」
人へのリスペクトが強い桒原さん、めちゃいい人や。
佐野「タンブルは男性ぽいってパンフには書かれているんですが……そりゃなんぞや？と。猫の雄と人間とでまた違うし……と思いながら色んな表現を研究してる。こう、深みというか……」
桒原「佐野さんは階段ひとつ登るのでも違って動きをすごく研究されてるのが分かる！」
確かに佐野さんは2階席で見た時にカテコ握手の後、すごい速さで舞台に戻ってく時もちゃんと猫部分が残っていた。言われてみればすごい。
沙耶「ジェミマは子猫じゃないけどお姉さんでもない、ちょっとお姉さんぶりたいみたいな難しい立ち位置でやってる。グリザが出てきた時によく分かってないけどお姉さんたちに合わせてアイツ何？みたいにしてみたり。メイクするとみんな可愛くなるんですけど……私はこの中では歳上なんだけど、そうは見えないように、でも可愛すぎないように……甘いもの食べたあとしょっぱいもの食べたくなるみたいな……ついついヨシヨシしたくなるのを意識してます」
面白い例えする沙耶さん。
桒原「沙耶さんを見てるとこんな表現のしかたあるのか！って幅が広がります」
「確かに！」そう言って「引き出しが多いね！」のジェスチャーをする光之さん。
沙耶「しゅんがいるとすごい低い姿勢とるから私も低くしなきゃ！って」
言いながら手を広げて姿勢を低くする沙耶さん。分かる！と俳優陣から合いの手。
沙耶「次の日足パンパンになる！」
「パンパン！」言いながら足がパンパンのジェスチャーをする光之さん。動きが賑やか。
桒原「このメンバーはダンスバトルで戦ってくれる人が多いので楽しいです」
桒原さん、仕事で踊ってるのダンスバトルだと思ってるの少年漫画の強キャラやん……好きよそういう人……。
あとこうやって司会であんまり自分のことを喋るタイミングがない桒原さんに話を振る沙耶さんがマジで素敵な先輩である。
司会からの質問コーナーは以上。続いてお客さんからの質問コーナーに移るが長くなったので一旦ここまで。暫しお待ちを。
※続きを書きました↓
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