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ハイブリッドお片付け

ふとしたキッカケでスイッチが入り
家全体の片付けを始めました。

だいぶ前、こんまりさんの著書を読んで『片付け祭り』を試したものの上手くいかず。
一気に、完璧に!
が、できなかったのです。
当時まだ幼い2児を子育て中の身にはちょっと難しかったのかも。

でも今改めて読んでみても影響を受けるし、やる気が湧く本だな、と思う。
前向きなパワーが強い!
あのお方自身がパワースポットみたいな。
最近YouTubeを拝見してそう思いました。

今回はFujinaoさん流お片付け。
初めは収納スペースから。
引き出し1カ所でも良いので、とにかく全部出す。
全部出してから、必要なもの、使っていない物を選別していく。
その動機付けも自然な優しい感じ。
色々とうんざりしていた心にスッと入ってくる感じがしました。

そして埃を拭いたら使うものだけを戻していく。

実際にやってみると
最初こそクローゼットなどの収納スペース内だけだったので効果は目に見えにくかったけれど、気分はスッキリ。
疲れすぎず。

部屋の収納棚に手をつけ始めると、効果を実感出来て片付けが加速。

不要と選別した物で売却したものはショッピングカートの上下盛り盛りでおよそ5台分。
ほとんどタダ同然で引き取られた物もあれば、思わぬお値段が着いたものもありました。

その他、処分した物は45リットル袋30個以上はあったはず。

今はもう使わないけどまだ使える物たち。
子ども達の成長と共に収納の奥へ奥へと詰め込まれ、存在さえ忘れていた物も。

もはやちょっとした発掘。
思いもよらぬタイムトラベル。

懐かしくて
切なくなって

こんな時はこんまりさん流に。
物を触って、時には抱きしめて、ありがとうと感謝を伝えながら送り出しました。

中学部活のユニフォームやシューズは息子に確認後。
クラブチームのジャージも、娘と相談の上。
出会えた時の喜び
苦い苦い経験
共に過ごしてくれた感謝を込めて、ギュッと抱きしめてから卒業です。
ありがとう、がんばったね。
さようなら!
また形を変えて息子や娘の元に戻ってきてね!

文字にするとちょっとオーバーなようですが…
こうした儀式めいた事を行わずには、手放せないモノがたくさんあるものだなぁと。
これを教えてくれたこんまりさんの本が無ければ、ずっとずっと手放せずに苦い思い出ばかりを心のどこかに抱き続けていたかも知れない。

こうして、まだ完璧では無いものの、一通りの収納と部屋全体にあった使わない物を手放す事が出来ました。

なんだか家の中の空気が廻り、風通しが良くなった感じ?

まだ収納の工夫は試行錯誤中。
それでも沢山のモノが減っていますから、部屋は片付いた状態に見えます。

気分が良い!
見えない心のごちゃごちゃも、モノと一緒に手放していったような心地がしました。

あとは写真や工作作品など思い出の品を残すのみ。

これは冬休みに家族みんなで片付けたりアルバムを作ったりしようかなと考えています。

実は、断捨離、という単語の漢字の並びがあまり好きになれなかった為、内容に精通している訳ではないのですが、なるほど捨てるというのは執着と離れて断ち切る作業だなと。
その漢字で表されたのも頷ける気がしました。

片付けは大変。
体力も気力もいる。
だからこれからはモノを増やしすぎないように生きていけそう。
それでもライフステージの変化があれば不用なモノはまた出てくるはず。

これからも繰り返し片付けを続けて行きたい。

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