「伝える」と「伝わる」の違い
オンラインで何かを発するとき、「伝わる」ということは意識していますか?
UIUXデザイナーインターン生が学んだ、チャットなどのオンラインコミュニケーションだけでなくパワーポイント等のデザイン面にも使える知識、お教えします✨
こんにちは、株式会社CIでインターンをしております九貫です♪
インターンの目的は就業体験を通して「働くを学ぶこと」だと思っています。
そこで、今回は私がUIUXデザイナーとしてインターンをして学んだことを共有しよう使用と思います🌸
題して、「伝える」と「伝わる」の違い!
いきなりですが、
どちらが伝わるチャットでしょうか?
絵文字しか違いの無い文章ですが…
正解はどちらもです!ただ、どんな相手に送ったチャットであるかが重要です。
前者のように句読点をしっかり使うことで目上の人に対して誠意が伝わって◎
後者は絵文字を使うことによって、同期などフランクな関係の人に使うと親しみやすさが伝わって◎
逆に、上司に後者のチャットを送るとビジネスマナーがなっていないと思われたり、同期に前者のチャットを送るとあまりコミュニケーションをとってほしくないのかなと思われて連絡の取りづらさに繋がってしまう可能性が…!
(ただ、ここら辺は会社の雰囲気や相手の考え方によります)
オンラインのコミュニケーションは顔が見えないコミュニケーション方法になります。
顔が見えないからこそ、普段より「受け取った相手がどう捉えるか」ということを意識することが大切です!
では具体的にどんなことに注意すべきなのか、例を交えて本文で詳しくお話していきます~
伝わるデザイン編
Instagramの投稿作成やパワーポイントの作成、資料の作成において意外とデザイン知識が大切になる場面ってあるんですよね~
そんな時に意識すべきポイント2選!
まず1つ目は、改行の位置について!
例として、
「株式会社CIはDXの推進が事業内容の1つです」
という文章を2行にわたって書きたい時を想定します。
さて、どちらが「伝わる」デザインでしょうか。
違うポイントは、改行をする場所ですね🔍
…正解は②の方です!
2行に分けたい時に、ちょうど半分になる場所で分けるのは結構あるあるかなと思います。
しかし!改行の箇所によっては読みづらくなることも!
上の例だと、①は一見長さがそろっていてきれいに見えるんですが、一番伝えたい「DXの推進」というところが改行によって切れてしまっています。
これによって、見る側はぱっと見「DXの推」までしか認識できなくて「?」と思う時間が発生したりと頭にすっと文言が入らなくなってしまいます。
いや、細かっ!と思われるかもしれないですが、意外とここを意識するだけで相手からしたら見やすいデザインになるんです~
(経験者は語る)
ちなみに、もっと「DXの推進」を目立たせたい時には、
こうやって3行にするのも1つの手です!
パワーポイントやInstagramの投稿など、短い文章を書きがちなデザインの時には意識したいポイントですね👀
2つ目は、色塗りについて!
たとえば、チラシ等でよく見るアンケート!
「弊社の○○を使ってみて良かったと思いますか?」
さてさて、どちらが「伝わる」デザインでしょうか。
違いと言えば、「はい」と「いいえ」の色が逆になっていますね~
分かりましたか?
…正解は②です!
例えば、上の円グラフの「はい」と「いいえ」の文字を隠して比べてみると
①は「いいえ」が87.5%、「はい」が12.5%
②は「はい」が12.5%、「いいえ」が87.5%
のような印象に見えるかなと思います。
人には無意識に認識している色があって、例えば
プラスの印象→暖色系
マイナスの印象→寒色系
という色による認識がある人が多いと思います。
(※必ずしもこの限りではありません!!)
他にも、賛成と反対なども当てはまりますね!
上記の場合は、「使用してよかった」というプラスの印象を与えたいので「はい」を暖色系の色にしています!
ただ、例えば「学校をさぼったことがありますか?」という質問に対しての「はい」だと、
「はい」=マイナスな印象
になりませんか??(もちろんテーマの内容にはよりますが…)
この場合は「はい」を寒色系に、「いいえ」を暖色系にする方がしっくりきたりします。
結局何が言いたいかというと、色による認識にずれない配色をすることも「伝わる」デザインにおいて意識すべきポイントだということです!
伝わる説明編
最後に、何かを人に説明するときに私が意識していることをお教えします!
例えば、
「福利厚生のことをあまり知らない人に福利厚生について発信する場合」です!
さてさて、どちらが「伝わる」説明でしょうか。
違いと言えば、②のほうがかみ砕かれて書かれているような…
分かりましたか?
…正解は②です!
難しい言葉やあまり聞いてぴんとこなそうな言葉は、分かりやすい言葉にかみ砕くと伝わりやすいです!
ただし、これを伝える相手が福利厚生についてよく知っているのであれば①でも問題無いと思います。
つまり、情報を伝えたい相手がどこまでの知識を持っているであろう人なのかを考えて書くことが大切です!
発信をする側は、自分が持っている知識を相手が持っているとは限らない、ということを常に意識するのが良いんじゃないかなと思っています!個人的に。
伝えたいターゲットに合わせて文言を考え、必要に応じて言葉をかみ砕けると良いですね!
いかがでしたでしょうか!
「伝える」と「伝わる」は1文字しか違わない言葉ですが、その間には伝えたい相手のことを考えられているか否か、という違いがあると私は思っています。
なんだかつらつら長いこと書いてしまいましたが、結局私が伝わってほしいと思っていることは、
\オンライン上では、情報を受け取る「相手」のことを考えてコミュニケーションをとることがより大事/
ということです!
最後に、この記事の内容が少しでも伝わっていれば幸いです✨
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