思い出の HONDA CL72
(往時の画像、Pintarest から)
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22だか、23の頃、町の交差点脇に小さな空き地があって、そこにボロボロのバイクがあった。
ナンバープレートは無かった。
他にも壊れかかった自転車など置いてあった。
近隣の人らに尋ねて回った。
だれもそれについて知らず、かなり前からそこにあった、という。
盗難車かもしれない、、、と調べてもらったが、記録は無かった。
陸運支局へお願いして、所有者を調べてもらったら、直線で自宅から80Kmほど南の町に所有者が居た。
当時の電車とバスで3時間くらいの道のり。
譲ってほしい、と手紙で連絡すると返信をもらえて、
「ずいぶん前に友人に貸したが、その後、行方が分からなくなっていた。」
「もういらないので、差し上げる。」
とのこと。
それで譲渡証を手書きで書いてもらい、それをもって陸運支局へ。
登録証を再発行してもらった。
自宅へ引っ張ってくるのは大変だった。
太い鉄製のフレームで、重かった。
妹がまだ元気で、車体にまたいでもらってハンドルを取ってもらい、愛車のYAMAHA YB50でソロソロと牽引させて自宅へ連れて帰った。
(YB50、Pintarest から)
https://i.pinimg.com/564x/62/91/cf/6291cf83f96185a3d20b45241f5a32b0.jpg
それからは金食い虫で、部品代で30万円以上は”浪費”してしまったが、1年ほどで乗れるくらいには出来た。
この妹は後に結婚して男の子を授かったが、循環器が悪くなってしまい亡くなってしまった。
車体の方がもう少し写っていたらよかったのに、といつもおもう。
自分の顔なのに、生意気そうで好きではない。
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