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【発見】心の在り方に迷った時に読むべき一冊。

『あなたは絶対!運がいい』
浅見帆帆子 著

雇われ店長を任されている時、毎日通勤中、この道をスムーズに通れたら予算達成、出来なかったらクレームとか、悪いことが起こる。
そういうジンクスを頭の中で勝手に作って通勤していました。
そういう事ともちょっとリンクしていて、あるあるーと思っちゃうことも多く楽しく学ばせて頂いた一冊です。

悪いことが続いているなー、なんて時に是非手に取ってもらいたい一冊でした。

ちなみに、続編というか『あなたは絶対!運がいい2』もありますので
こちらを気に入ったら、是非そのままの流れで2冊目突入をおすすめします。


目次

・著者の伝えたいこと
・プラスのパワーとは
・本物のプラス思考
・プラスのパワーの作り方と、マイナスパワーへの対策
・自分のプラスパワーのレベルチェック方法
・理想は現実化する
・レベルをあげるチャンスを見逃さない
・うまくいったら感謝をする

著者の伝えたいこと

・『自分の心の持ち方一つで、思いどおりに人生は変えられる、変わっていく』
・『自分の精神レベルが上がると、欲しいものが向こうから近づいてくる』
・『心の底から思っている理想は、どんな大きなことでも実現する』
・『だれでも運のいい人になれる』
・自分の周りに起こることは、どんな小さなことでも、全部自分が招き寄せているのだから、今からでも、自分次第でいいことばかり起こる人生に変えることが出来る。


この本の目次を何度も読み返しました。
第一章と、第二章のボリュームが多く同じことを伝え方を変えて、何度も繰り返している章です。
ここに重要なことを要約しているのかな?という感じで読み進めましたので、是非頭に入れて行動しましょう。


『運のいい人、悪い人』を決定しているものは

『プラスのパワー』

プラスのパワーを得るには、本物のプラス思考が手法となる。
『本物のプラス思考』と『プラスのパワーの仕組みさえわかって、100%これを実践できたとしたら、運がよくなるどころか、かなわない望みはありません』


本物のプラス思考とは

いやなことが起こっても、違う角度からいい面を見ていれば、気が楽になるよ、乗り越えられるよ。
と、自分を励ましたり、心の傷を和らげるような消極的なことではありません。自分の望みを実現させる決め手であり、自分のまわりに起こる事柄を一変させることができる、ものすごい方法
『まわりの事柄に関係なく、積極的に、自分の心の中をプラスの意識(プラスのパワー)でいっぱいにする』ということ

本物のプラス思考の作り方

・日常生活の小さなことにイライラしたり、文句を言ったりしない。
・いつも笑顔で過ごす。
・家族や友人、身近な人々と円満に過ごす。
・周りの人に寛大になる、思いやる、親切にする。
・その時、目の前にあることに全力を尽くす。
・自分の行いをよくする。
・自分の行いを振り返る。

→『徳を積む』という行いは全てプラスパワーにつながる。

特別これといった行動が思いつかない場合

・言葉遣いに気を付ける
・身の回りをきれいにする。
・部屋の掃除をする。
・重そうな荷物を持つお年寄りを手伝う。
・ごみのポイ捨てをしていた人はやめる。
・人の悪口を言うのはやめる。

→特別なことをしなくても、自分の中の小さな心構え、人にやさしく穏やかになろうという意識、これがプラスのパワーをつくるのです。


運が良くなる、プラスのパワーを増やす方法

結論 いつも明るい気分でいよう


マイナスのパワー(意識)に対して

どんなにマイナスな要因があっても、いつも明るくプラスのパワーを保持していればそのマイナス分を超えるプラスパワーが打ち消してくれる。
自分の悩みをやっつける為の心構え
・その時できることをやったら考えることをやめる
・余計な心配はしない。
・プラスのパワーを増やすために行いをよくする。
毎日プラス思考、プラスのパワーをためて暮らすこと、今の自分が抱えているマイナスの悩みとはなんの関りもなくてよいのです。
この、一見関係のなさそうなプラスのパワーを信じることができるかどうかが決め手です。

結論:悪いことを起こしたくなかったら、気軽に悪いことをかんがえることはやめよう。


『今の自分のプラスパワーのレベルチェックをしてみましょう。』

交通機関や日常生活で出会う人々、日々接する人々の態度などで判断します。
例えば、バスの運転手や店員さんがにこにこ話しかけてきたら、自分の心の状態が良い証拠です。
逆に、タクシー運転手が横柄な態度だった。なんてときは、自分が横柄な態度だったり、こころにマイナス要因を抱えているからです。
今日はこれくらいのレベルなのね、と思って、数日は振り返ることにしましょう。
自分のレベルが下がっていると、本当にイライラすることが起きるのです。


『理想は現実化する』

ほとんどのモノは、人間の心が作り出しているですから、まして自分の人生が自分の心でつくれないわけがない。
理想というのはずっと追い続けて、いつか達成したい目標。
『人が考え得る』なんですから、人にできないわけがありません。
実現するかしないかは、自分の心が決めている。
→『理想は絶対、現実になる』という考え方は自分を楽しくするのです。頑張ろうと、奮い立たせるのではなく、心が楽しくなることにむかって進もうというものです。
逆に、理想は高く、でも自分には無理だろうなと、自分自身があきらめていたら、絶対にかないません。

『レベルを上げるチャンスを見逃さない』

・人のレベルは一瞬でもマイナスのことを考えたり口に出したりするだけで、ストンと下がる。
・日常生活で小さなマイナスな出来事が続いたら、一旦プラスの思考を確認。
・以前苦しんだ出来事にまた当たっても、あの時はわかっていなかったなーと自分の低さを反省出来るときが、レベルが上がった証拠。
・いやなことが起こった時は自分のレベルを上げるチャンス。
・ひがむ、ねたむ、愚痴を言うなどの消極的なマイナス思考をやめて暮らせば、あっという間に解決です。


『うまくいったら感謝をする』

・信じられないようなラッキーが起こった時は、その状況にふさわしい自分になるように、レベルをあげるべき
・叶えたい理想の状況も、感謝してこそ実現する。
・自分の力で達成した。と思い込んでいては、そこまでです。
・いいこと続きの時こそ、いろいろなことが巡り巡ってうまくいったということに感謝すべき。
・感謝をすることは、理想が実現した時だけでなく、思い描いている途中の段階でも必要。


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実践した、私の同僚の話

雇われ店長時代、同僚の店長で、ほぼ一貫してプラスパワーを日々蓄えているであろう人がいました。
要は、常日頃から徳を積んでいるような人、ですね。
その人は本当に人の悪口や愚痴を言わなかったですし、言っている場面にあったらそっとその場から離れていました。
良く褒め、話を聞き、いつもにこやか。
店長会議では毎回、他の店長がハッとするような、聞いていてこちらの耳が痛くなるような事もしっかり言う。
そんな同僚の話です。

彼はとにかくスタッフが働きやすい環境つくりの為に、愚痴や悪口などのマイナス発言が多いスタッフはどんどん辞めてもらっていました
そして、スタッフから良い話も悪い話も情報を吸い上げる仕組化に重点を置いて、店舗運営をしていました。
もちろんスタッフからの評判は良く、業績も安定して右肩上がり、常に社内からも一目置かれていて、いろんな上司が話を聞きに来ていました。
いつの間にかエリアマネージャーに昇進し、今は店長たちが働きやすい環境作りを始めています。
結果的に会社の業績は向上し、働く仲間を一番に考え取り組んだ結果彼自身の望みであった部長にまで上り詰めました。
いつも目標を言葉に出し、張り出し、行動した彼
当然のように達成したと思えるほどですが、よくよく考えて振り返ると、正にこの本の内容が合致していたんだな。
と非常に感慨深いものを感じました。

本当におススメの一冊、自分の心の在り方に迷ったら手に取って詳しく読んでくださいね。

それでは、また。